皆さん「電解水」というものをご存知ですか?
私も以前は知りませんでしたが、第三子出産前から、
珍しい物&清潔好きの主人が電解水を作る機械を買ってきまして、
それから知りました。
もともと、ハイターを良く使っていた主人。
水で薄めてスプレーにして使ったり、何かを漬けて洗浄する際に使ったり。
でも、子供が産まれるにあたって、もっと身体に安全なものは無いか、
探したところ辿り着いたのが「電解水」でした。
水と塩を専用の機械にかける事によって、
電気分解で洗浄能力のある生成水である「電解水」が出来上がります。
元が水と塩なので、私も小さい子供に安心して使う事ができました。
その後も色々な消毒・洗い物に使っていたのですが、
実際にどの様な物に使って良いのか、どの様な使い方があるのか・・・
という事まで調べた事はありませんでした。
そこで、今回は病気対策に関する事も含め、
電解水の使い方について、気になった点を調査してきました!
電解水はノロウイルスへの効果あり?
冬場になると猛威を発生する”ノロウイルス”。
私も次男妊娠中に感染しましたが、
ともかく辛いですよね><
「出産より辛いかも~・・・」と思いながら、寝込んでいました^^;
さて、そんな怖いノロウイルスに電解水は効果があるのでしょうか?
実はノロウイルスはアルコールでは消毒しづらく、
次亜塩素酸ナトリウムでの消毒が推奨されています。
でもこの次亜塩素酸ナトリウム、刺激臭が強く刺激も強いので、
特に食品を取り扱う場などでは使用を避ける場合が多々あります。
次亜塩素酸ナトリウム・・・つまり「ハイター」です。
「ハイター」そのものが次亜塩素酸ナトリウムという訳ではありませんが、
ハイターの主成分は次亜塩素酸ナトリウムです。
では、この次亜塩素酸ナトリウムに代わるノロウイルス対策として注目されているのが、
「微酸性電解水」なのです。
ちなみに、電解水にも「微酸性電解水」と「強酸性電解水」とあります。
名前からも分るように、濃度の濃さによって違います。
強酸性電解水と微酸性電解水は殺菌力こそ違いはありませんが、
微酸性電解水の方が安定性が高く、質問でも半年以上も保存が可能な為、
微酸性電解水の方が実際の場は利用される頻度が高くなります。
その様に使い勝手の良い微酸性電解水(以下、電解水)。
ハイターの様な刺激臭は少ないのですが、殺菌効果が高いので、とても扱いやすい除菌水と言えます。
ただし、ノロウイルス対策として使用する場合には、使い方に注意です。
ノロウイルス予防として、食器類などの洗浄に使うには電解水を使用してい頂くと良いのですが、
万が一ノロウイルス患者の嘔吐物処理などを行う際であれば、
電解水を使用するのではなく、次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)を使用して下さい。
これは、嘔吐物には不純物が多く混ざっている為です。
不純物が多いものには電解水では塩素濃度が低く、用いる事はできません。
電解水はあくまで予防としてご利用ください。
食品の消毒にも使える?身体への影響は大丈夫・・・?
さて、電解水の使用用途を考えた時、
実際に口に入れる食品などに使用して、問題無いのでしょうか?
ハイターと同じ殺菌効果がある・・・と聞くと、
口に入れる物に使うのは、ちょっと急遽しちゃいますよね。
電解水はかけ流しにする事によって、高い殺菌力が保たれます。
ですので、野菜などで使用する際にも、貯め水で使用するのではなく、
流水の中ですすぎながら使用してい下さい。
次に身体に対する影響ですが、問題ありません。
我が家では、コップの水に少量の電解水を入れ、うがい用として使用しています。
一般的食品にも、電解水は食品添加物の殺菌科に指定されているので、
安全してご利用いただけます。
(食品添加物の殺菌科とは、細菌などの微生物を死滅する事を目的に、食品に添加したり、
食品製造器具に使用される食品添加物の事を指します)
おわりに
基本的には、私はずぼらな方なので
(食べ物を落とした時は5秒ルール!実践派です ^^;)
この様な除菌対策のものって興味がありませんでした。
でも、それが変わってきたのは、やはり子供を出産してからです。
第1子、第2子までは電解水の存在を知らずにいましたが、
第3子になって活用するようになってから、
おもちゃの消毒や毎日の窓拭きなどの拭き掃除に使用する様になり、とても助かりました。
なんでも殺菌して無菌状態にする事が、子供にとって良いとは思っていませんが、
やはりまだ1歳前などの小さい子には気を付けてあげたいと思いました。
その中でも安全性が高く、管理も簡単な電解水(微酸性電解水)の使用はおススメです!
興味があったら、是非1度お試し下さいね^^