子供が朝起きたら目やにがびっしりで目が開かない!
初めての事だと、何が起きたんだとビックリしますよね!
3歳の娘が風邪をひいていたのですが、急に目やにの量が増え、朝起きるとそんな状態でした。
急にどうしたの?!変な病気?!
病院は小児科に行けばいいの?眼科に行けばいいの?
我が家の体験談をお伝えします。
子供は風邪のせいで目やにが出る?
子供って、風邪を引いたことによって目やにの量が増えるって、良くある事らしいんです。
子供は大人に比べて目と鼻の距離が近いので、鼻水が出る風邪をひくと、鼻水が鼻涙管を上がって目やにとして出てきやすくなります。
また、子供は上手に鼻水をかむことが出来なくて、ついついすすってしまいがちですよね。
そうすると余計に症状が出やすくなります。
確かに、鼻水が出る風邪をひいていて、風邪の引き始めから3日後の事でした。
起きている間は、白いドロッとした目やにが出続け、しだいにまぶたも赤く腫れあがりました。
目もいつもの半分ぐらいしか開かず、本人も気になって触るのでみるみる悪化。
初めての事だったので驚いたのですが、周りの子も結構同じ症状になるようで…
子供にはよくある症状なんですね。
子供の目やにを放っておくと結膜炎に?
この目やにですが、鼻涙管を逆流して目に行くときに、風邪の菌が一緒に目に侵入してしまって、結膜炎になってしまう事もあります。
実は我が子がそうなんですが…
子供って目がかゆくなると、手が汚いとかお構いなしに目をゴシゴシ擦ってしまいますよね。
そうすると、手に付いたばい菌も目に入り込んでしまって、風邪菌とばい菌とWで目をやられてしまったんですね(;_:)
結果、目も腫れぼったく腫れてしまい、目やにの量も増え、目薬を処方されることに。
ちなみに処方された薬は「エコリシン点眼液」です。
細菌を殺菌する効果があり、1日3回点眼します。
こちら、子供用の処方で防腐剤が入っていないそうで、1週間以内に使い切り、余ったら捨てるように言われました。
子供の目やには兄弟への伝染に注意!
さて、もう一度画像を見て頂くと、目薬が2本ある事が分かりますよね。
なぜか…?
そう、兄弟に移りました(^_^;)
結膜炎の中でも、人から人に移るものを「はやり目」とも呼ばれます。
はやり目には3種類あります。
流行性角結膜炎
感染後7日~14日で発症。
まぶたの腫れ、涙がたくさん出る、充血やまぶたの裏にブツブツが出来るなど、症状が強く出るのが特徴です。
咽頭結膜炎
感染後5~7日で発症。
プール熱と呼ばれるもので、その名の通り、子供がプールに入る時期に流行ります。
急性出血性結膜炎
感染後1~2日で発症。
症状は流行性角結膜炎に似ていますが、治るまでの期間がこちらの方が早く治ります。
まさか、目やにが移るとは思っていなかったので、上の子が発症した時もそこまで感染予防を気をつけていなかった事を反省しています…。
あなたが同じような失敗をしないように、感染予防について詳しくお伝えしますね。
目やにを拭き取る時は、使い捨てのティッシュペーパーを使って、ビニール袋に入れて処分する。
目やにを拭き取った後の手は石鹸で良く洗う
人混みに出かけない
タオルは家族と同じものを使わない
使ったタオルは煮沸消毒する(ウイルスは熱に弱い)
お風呂は最後に入る(子供の場合は発病中は一緒に湯船に入らない)
兄弟への伝染は、2日後とすぐでした。
白い目やにが出て、目が腫れぼったくなり、朝には目やにで目が開かないという症状。
兄弟ともに、目薬をさしはじめてからはみるみる症状が改善され、1週間もたたないうちに完治しました。
子供の目やにがひどい時に受診するのは小児科?眼科?
これもすごく悩みました(^_^;)
今の時期、インフルエンザもちらほらはやり始めていると聞きますし、小児科に行くのは感染の心配もあります。
ですが、今回の場合は「風邪」というきっかけがあり、目以外にも鼻水や痰などの症状がありましたので、小児科を受診しました。
これが目以外に特にこれといった症状がない場合は眼科で良いと思いますよ!
また、上の子は3歳なので診察にも大人しくしていられますが、下の子は1歳になったばかり…。
やはり子供専門に見ている所の方がいいかな、と思ったという理由もあります。
おわりに
以上が今回子供が風邪を引いたことによって大量の目やにが出て、完治するまでの我が家の記録です。
風邪をひいて目やにが出るというのは良くある事。
きちんとした治療をすればすぐに良くなる事。
抵抗力の弱い子供には簡単に移ってしまう事。
風邪の症状を伴うなら小児科へ。
頭に入れておくと、いざという時に焦らずに対応が出来るかと思います!
何らかの参考にして頂ければ幸いです!