1歳8か月の息子がやけに手を気にしていたので「どうしたの?」と覗き込んでみると、親指の付け根に水いぼが。
水いぼが移る病気だというのは知っていたので、どうしたものか…と。
でも、小児科に連れて行くと何かと他の病気を貰ってくるので、これだけのことで行くべきか…?と悩んだ私。
結果、自宅で自然治癒させるという選択に。
水いぼが出来てから完治するまでの過程を画像付きでまとめます。
目次
子供に水いぼができる原因
水いぼができる原因は、ウイルスによるものです。
大人の場合、そこまで「水いぼができた」って聞かないですよね?
水いぼの原因となるウイルスは身近に存在しているので、誰もがかかる可能性があるのですが、
子供の場合は免疫力が弱いのでかかりやすく、また子供同士のじゃれあいで感染が広がりやすいという傾向があります。
わが子も例にもれず、上の子の幼稚園の行事に連れて行って、長時間幼稚園に居た後に水いぼが出来ました。
遊具で他の子と一緒に楽しく遊んでいたので、その時に感染したんでしょうね~( ;∀;)
水いぼは見た目のわりに痒くない
水いぼって、自分は出来たことが記憶にないので分からないのですが、どうやらかゆみは全くないようなんですね。
確かにわが子もかゆがるそぶりは見せず、「何かこれ気になる…」というような素振りでした。
かゆくないので掻き壊す心配は少ないのですが、子供って動きが活発なので、ふとした拍子にひっかいてしまって、
いぼがつぶれてウイルスが付着し、感染が広がってしまうこともあるようです。
よくプールの時期に流行するのですが、これは同じプールやお風呂に入ったから感染するというわけではなく、肌の露出が増えるので接触感染しやすくなるのは原因です。
我が家にはもう一人子供がいるので、うつったらかわいそうだな…とは思いましたが、出来る限りの対策はして様子を見ることに。
ちなみに、ぷっくりできた出来立ての水いぼはこんな感じ。
普通のいぼとは違ってツルツルした表面で、ぷっくり膨らんでいます。
兄弟や友達に移さないためにできること
それでは、他の兄弟や保育園や幼稚園のお友達に移さないためにできる対策をご紹介しますね。
- かゆみがある場合はいぼをかき壊してウイルスが出てしまう可能性があるので、ガーゼで覆うなどして触れないようにする。(これ、箇所が手なので自分で取ってしまって失敗に終わりました…。)
- 誤って引っ搔いてしまわないように、爪は短く切っておく
- タオルは同じものを使わない。
- 水いぼができた個所が腕や足の場合は、できるだけ長袖、長ズボンを着せる
万全に対策をするならば、お風呂も別の方がいいですが(同じ湯船に入っても問題ないですが、兄弟同士じゃれあってしまったら感染の危険があるので)、我が家はそこまで症状もひどくないので、一緒に入れてしまいました( ;∀;)
2週間でほとんど完治?
子供の水いぼは広がってしまうことが多いようですが、わが子は特に広がることもなく、2週間後にはほとんど枯れたような状態に。
ちなみに、特に何か市販薬を塗ったりはしておらず、自然治癒です。
わが子の場合は感染が広がらなかったので良かったですが、あまりにも水ぶくれの数が増えてしまったら小児科か皮膚科を受診することをオススメします。
水いぼの治療はピンセットで一つ一ついぼを潰すので、血は出ますし痛みも伴いますので、ひどくなってから受診したのでは本人が辛いです。
事前に貼るタイプの麻酔を使ってくれる病院もありますので、できれば使ってもらった方が見ている方も辛くないですね。
水いぼに感染しないためには?
水いぼは10歳以下の子供がかかりやすい病気ですが、ママに移ってしまったという事例もあります。
大人でも免疫力が落ちているとかかりやすいので、日ごろからバランスの良い食事を心がけ、しっかり免疫力を付けておくのが一番の対策です。
ちなみに免疫力アップの食材とされているものは、ヨーグルト、納豆、きのこなど。
これらの善玉菌を含む食材を積極的に摂ることをオススメします。
また、水いぼを発症しやすいのは乾燥肌のお子さんが多いそう。
念入りな保湿を心がけてあげましょう。
わが子たちも乾燥肌なのですが、相性のいい保湿剤に出会ってからは肌トラブルはぐんと少なくなりましたよ^^
ファムズベビーをアトピーで乾燥肌の子供に使ってみた口コミ | 子育て小町
おわりに
我が家の場合は特に病院にもいかずに自然治癒してしまった、という例だったのですが、
水いぼは皮膚科の先生でも治療方針がはっきり分かれる病気で、特に広がらないようであれば自然治癒で良いという場合と、少ないうちに取ってしまいましょうという先生がいるんだとか。
じゃあどっちがいいの?!と判断に迷う病気ではあるのですが、わが子の肌の様子をしっかり観察して、ちょっとでも増えてきているのならば迷わず病院を受診した方が良いです。
治療に時間がかかってもよければ、ピンセットで取る以外の痛くない治療法(スピール膏、硝酸銀、ヨクイニン)もあるので、そこは先生としっかり相談して治療法を選択してください。
これから暑くなってプールが始まると貰ってくる可能性も高い病気ですから、頭の片隅に知識として入れておいてもらえればと思います^^