不眠というと、大人がなるものというイメージがありますが、小学生や中学生の子供でも、幼児だって不眠になる可能性はあります。
睡眠薬と聞くと大人でも
何だか怖いな・・・
という印象を持ちますよね。
管理人は10代の時に睡眠薬を服用した経験があるのですが、子供にあれを飲ませるのは・・・
と、躊躇してしまいます。
でも、眠れなくて悩む子供の事は、早く何とかしてあげたい!
睡眠薬について、正しい知識を持っておきましょう。
睡眠薬無しでも眠気を誘う方法もお伝えしますね。
目次
子供に睡眠薬…何歳から飲ませることが出来るの?
市販薬の場合
市販されている睡眠薬は15歳以上でないと飲むことは出来ません。
そして、実は薬局などで市販されているものは「睡眠薬」ではありません。
「睡眠改善薬」、「睡眠導入剤」等と呼ばれます。
それぞれの違いは以下の通りです。
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「睡眠薬」は、医師の処方が必要で、慢性的な不眠症状の改善に使われるもの
「睡眠改善薬」、「睡眠導入剤」は、薬局で購入することができ、寝つきが悪いときなどの一時的な不眠の改善に使われるもの
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低月齢での服用は副作用の心配があるため、市販薬の場合は年齢制限があります。
また、成分は風邪薬などに使われる眠たくなる成分を利用している物なので、絶対にこれを飲めば眠たくなるとも言い切れず、
個人差があります。
処方薬の場合
医師に処方してもらう場合は、年齢制限はないです。
小児用の睡眠薬という物も存在します。
赤ちゃんに飲ませる睡眠薬がある?乗り物で飲ませるシロップって? | 子育て小町
ですが、小学生や中学生が1人で病院に行っても処方してもらえる可能性は低いので、保護者同伴で受診します。
そして、強い薬を処方されることはないでしょう。
大事な成長期の時期ですから、副作用が心配される為です。
実際に処方薬を飲んでみて・・・
管理人が19歳の時の話ですが、長期で自宅から離れた地で生活しなければならず、ストレスのせいで不眠症になってしまったことがあります。
4~5日ろくに眠れず、生活に支障をきたすようになってしまったので睡眠薬を処方されました。
薬を飲んで横になってみると、体がぽかぽか暖かくなって、眠りにつくことが出来ました。
しかし、翌日目が覚めても、ふらつき、頭がボーっとする感じがあり、眠れなかった時と同じような症状で・・・
結局薬は1度しか飲まず。
「眠れなかったときの最終手段がある!」
と思ったら翌日からは普通に眠りにつけるように。
不眠は精神的な安心感と密接な関係がある事を実感しました。
大人でもこのような副作用に襲われたので、低月齢で睡眠薬を飲むというのはもっと重い副作用がある可能性もありますよね。
できれば薬に頼らないで済む方法を先に試してみて頂きたいです。
次項でご紹介しますね。
睡眠薬に頼らずに眠る方法
食事
快適な眠りの為にはトリプトファンを含む食品を積極的に食べる事が効果的とされています。
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豆乳、大豆、納豆などの豆類
お米、蕎麦
バナナ、パイナップル、アボカド、緑黄色野菜
赤身魚、豚肉、チーズ、アーモンド
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頭は冷やし、足は温める
これは体験談からですが、足が冷えていると眠れない方が多いのではないでしょうか?
また、頭は温めるよりも冷やす方が良く眠れるというもは科学的に証明されていますし、
丁度先日4歳の娘が、お昼寝をしてしまったので夜眠れないというので、ためしに氷枕で寝かせてみたら、あっさり寝てしまいましたよ^^
「頭寒足熱」を試してみて下さい。
ラベンダーの香り
ラベンダーの香りはリラックス、鎮静効果があるというのは有名ですよね。
他にも、オレンジ果皮油、メントールの精油も効果的です。
お子さんの枕元にラベンダーの香りのマスコットを置いてあげるのもいいのではないでしょうか^^
パソコンやスマートフォンは寝る前に見ない
最近は小中学生でも携帯電話を持つ子供が多いですよね。
パソコンやスマホのライトは、脳を興奮させて眠りを妨げますし、
もし友だち関係でのストレスのせいで眠れないようでしたら、なおさら寝る前に見るのは良くないです。
おわりに
「眠れない」というのは本当に辛いですよね。
大事な成長期に時期に十分な睡眠が取れないのは、心身の成長も心配になります。
まずは薬に頼らない方法を試してみて、それでも改善しない時はお医者さんに相談する事をオススメします。
また、精神的なストレスで眠れない事も考えられますので、お子さんにとって
家=安心できる場所
という環境を用意してあげたいですよね。