出産後の悩みでもトップにランクインするのが「妊娠線」ではないでしょうか。
私も2人目を出産後、お腹全体に白いひび割れが出来てしまい、悩んでいる1人です^_^;
巷では、オイルやクリームが効果があると言われてもいますが、それは妊娠線が出来ないように予防する段階のお話。
残念ながら、出来てしまった妊娠線はクリームやオイルでは消せないんです。
元エステティシャンの管理人が、妊娠線を消す方法、オイルやクリームが効果が無い理由をお伝えします。
目次
消したい妊娠線(ストレッチマーク)…なぜ出来てしまったの?
出来ないようにと妊娠中に気をつけてケアしていても、多くのママには妊娠線が出来ます。
その確率、7〜8割とも言われています^_^;
私も小さく産まれた1人目は全く妊娠線が出来なかったので油断していたのですが、4㎏近くで産まれた下の子の時には、お腹にバリバリのひび割れが(/ _ ; )
今後子育てが落ち着いて、お友達と温泉に行ったり、子供とプールに行く事になったりしたら…
「妊娠線は頑張った勲章!」
と思えるのは自分だけ。
周りに出産した人が居ない他人から見たら、残念ながらあまり良くは映らないですよね…。
さて、この妊娠線ですが、出来てしまう原因は肌の深い所に原因があります。
皮膚は、表面から表皮、真皮、皮下組織となっています。
出典:http://plaza.rakuten.co.jp/
肌をつまんで頂くと、表面の表皮は伸縮性があるので伸びますよね。
でも、その奥にある真皮、皮下組織は伸縮性がないので伸びません。
でも、お腹に赤ちゃんが居ると、どんどん皮膚は引き伸ばされますので、真皮、皮下組織も引っ張られます。
また、お腹以外の箇所も妊娠中は脂肪が付くので、同じように皮膚が無理に伸ばされると…
急激な皮膚の伸びに耐えられなくなって、ひび割れてしまうのです。
紫の筋のようなものが見えるのは、皮膚の下の毛細血管が透けて見えてしまっているためです。
また、妊婦さんでなくても、急激に太ってしまった人の「肉割れ」、
急激に背が伸びる成長期に出来る「成長線」も同じ原理で出来ます。
ですので、悩んでいるのは妊婦さんだけではないんですよ。
私もエステティシャンとして施術している際に、出産経験のないお客様でも大勢見てきましたし、
「どうしても肉割れを見られるのが恥ずかしいので、お腹だけは隠して施術して欲しい」
というお客様もいらっしゃいました。
それほど女性にとっては深刻な悩みになる「妊娠線」ですが、残念ながら市販のクリームやオイルでは消す事は出来ません。
妊娠線がオイルやクリームでは消せない理由とは?
CMや雑誌なんかで
「肌の角層まで浸透」
という言葉で商品を宣伝していたりしますが、これを聞いてどう思いますか?
「へー、なんか凄そう!」
と思いますか?
私も昔は、なんとなく肌にしっかり浸透してくれそう!というイメージを持ちましたが、
肌の仕組みを知ったらそんなすごい事では無い事が分かりますよ。
もう一度先ほどの肌の断面図ですが、一番上の角質層の所を見てください。
出典:http://plaza.rakuten.co.jp/
たった0.02mmの所までしか、市販されているクリームやオイルは浸透しないんです。
0.02mmというと、だいたいサランラップ程度の薄さです。
先ほどお伝えしたとおり、妊娠線の原因はそのずっと奥の真皮、皮下組織の部分。
肌の表面にしか効果のないクリームやオイルでは効果があるはずがありませんよね。
妊娠線(ストレッチマーク)を消す方法…レーザーはどうなの?
妊娠線を消す方法で、他にはレーザー治療がありますよね。
レーザーは、肌の代謝を促進させて妊娠線を薄くしていく方法なのですが、
肌の代謝=肌を火傷させて傷つけ、強制的に代謝させる方法になります。
レーザーの施術は私も経験があります。
今まで3か所の美容外科に通って、レーザー治療を受けたことがありますが、
正直、痛みに弱い方にはオススメできません。
「お試しコースなので、出力は弱めにしておきますね。」と言われたのですが、
痛みにはエステの施術でも慣れていた私でも、かなり痛かったです…。
また、レーザー治療は必ずダウンタイムがありますので、照射後はしばらく赤みやほてりが残る場合があります。
レーザー治療に行かれる場合は施術箇所が露出しない服装でお出掛けされることをオススメします。
また、レーザーは法律上医師の監督がないと使用する事は出来ないとされているのですが、
私が行った美容外科の一つは、実際に施術されるのは看護師さんで、
お医者さんは施術の前の5分程度のカウンセリングのみで実際その場にはいませんでしたよ(^_^;)
しっかり信用の出来る病院なのか、調べてから施術をお願いするかどうか決めるのが良いですね。
妊娠線(ストレッチマーク)を消す方法…効果的なのは?
それでは、妊娠線を消すにはどうするのが一番効果的なのか、が気になるところですよね。
皮膚科に行っても「妊娠線は治療法がないから」と断られることもあるのですが、
数少ない妊娠線・肉割れ治療を行っているクリニックがあります。
「美容外科、クリニックって初めて行く場合は緊張するし不安…。」
「何か行きにくいな…。」
と、思うかもしれませんが、
こちらは事前に電話相談、それも、ドクターに相談してから来院するか決める事も出来るので安心ですよ^^
事前の電話相談なんて、エステで働いていた時も全然普通にされる事でしたので、ぜひ活用しましょう。
美容外科=整形
というイメージがある方が多いですが、脱毛で来ていたり、栄養の注射を打つためだったり、気軽な施術で来る人も多いですよ。
こちらで施術する方法は、「炭酸ガス」を使って行う方法で、レーザーの様な火傷の心配はなく、痛みも最小限です。
炭酸ガスは近年美容で注目されているので、「炭酸ガスレーザー」、「CO2レーザー」という物も大手美容外科では施術メニューにあるのですが、
これとは別物です。
細い針を使って直接肌の奥の層にまで働きかけるのですが、痛みはレーザーに比べればほとんど感じないですし、
固くなった脂肪を柔らかく分解してくれるので、同時に肌も綺麗にしてくれます。
クリームやオイルで満足いかなかった、レーザーの痛みが恐いという方は、一度相談してみてはいかがでしょうか^^?
詳しくはこちらから。
↓ ↓ ↓
おわりに
妊娠線、頑張った勲章だとはいえ、お風呂や着替えの度に何とかならないものかなー…と眺めてしまいます(^_^;)
今は子育てでいっぱいいっぱいですが、落ち着いたら…(>_<)
実際、子育てが落ち着いてから改めて気になって来院される方が多いそうですよ。
あなたの妊娠線のお悩みの解決のきっかけになれば幸いです^^
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