子供というと、どうしても「元気」で「明るく」というハツラツとしたイメージが先行しがちです。
ですが、そうは言っても1つの人格のある人間として、
みんな違う個性があって当然ですよね。
頭ではそう分かっていても、
引っ込み思案な性格をお持ちのお子さんをお持ちのお母さんは、
ついつい心配になってしまうのでは?!
「お友達と上手に遊べないんじゃないか」
「初対面とは言え、優しく声を掛けてくれる人に向かって失礼なんじゃないか」
・・・等々。
でも・・・引っ込み思案ってマイナスのイメージが強いけれど、
本当にそうなんでしょうか?
引っ込み思案なお子さんをお持ちのお母さん、
一緒に考えていきませんか?
目次
引っ込み思案を治すよりも長所を生かす
”引っ込み思案”と聞いて、まず思い浮かぶのはどの様なイメージでしょうか?
「積極性に欠ける」
「運動が苦手」
「お友達が少ない」
などでしょうか。
ですが、これも見方を変えれば
「慎重派」
「もの静か」
「親友がいる」
と見える事もあるのではないでしょうか?
「積極的な子」を持ったお母さんは「家の子は落ち着きが無くて困る」と悩み。
「運動が得意」な子のママは「行動が雑」で
怪我をするんじゃないかといつもハラハラ。
「お友達が多い」子のお母さんは「家の子、特定のお友達がいないなんて・・・」
と心配してしまう。
「家の子、引っ込み思案だから・・・」と心配しているママさん、
きっと積極的な子を持つママさんも悩んでますよ^^
そして、そんな引っ込み思案でマイナスと思えた性格も、
その悩んでるママから見たら「落ち着きがあって羨ましい」と思われているかもしれません。
それに、引っ込み思案という所だけが、
お子さんの性格ではありませんよね。
それ以外にも「いつも笑顔」とか「小さい子に対して優しい」など、
他の長所と言えるところをたくさん見つけて認めてあげる事が、とても大切なのではないでしょうか。
親がやってあげられることとは?
子供に対して親が出来る事って、実は少ないんですよね。
日常的なお世話はありますが、そうでは無く子供が悩む事では、
親は見守る事しかできない事が多い様に思います。
子供が成長して大きくなれば、なおさらです。
ですが、今回の”引っ込み思案の性格を直す”事で、
親がサポートできる事はあるのでしょうか?
いくつか考えてみました。
子供に引っ込み思案である事を意識させない様にする
「もっとハッキリ言いなさい!」
「なんで授業参観で手をあげなかったの?」
などと、引っ込み思案である事を指摘する様に責める発言はNGです。
「何て言いたかったの?」などと、相手に働きかける語り掛け方にシフトするなど、
親側の働きかけ方を考えていきましょう。
親が心配し過ぎない
親が気にしている事を、子供は敏感に察するものです。
子供の引っ込み思案の性格を親が気にしている事が、
我が子のストレスにもなりかねません。
神経質になり過ぎずに、見守ってあげる事もとても大切です。
引っ込み思案にマイナスのイメージを持たない・持たせない
引っ込み思案というと、どうしてもマイナスのイメージで捉えがちです。
そうではなく、1つの個性として受け止める事が、
親にも子供にも大事な事なのです。
いくつかあげましたが、親ができる事・・・と言っても、
結局、親は見守りながら支える事が大事なのではないかと思います。
おわりに
引っ込み思案でも積極的でも、やはり我が子なら心配はつきないもの。
でも、お子さんがお腹にいる時、皆さんはどう願っていましたか?
私は『ともかく健康な(元気な)子が産まれてきますように』と願いました。
一番上の子を妊娠していた時は、切迫流産・早産だったので、なおさらそう思いました。
『神様、それ以上は望みません』とも。
そして、実際に産まれて、その願いは叶いました。
なので、それ以上は望んでません・・・・つもりなんですが^^;
毎日毎日、怒って、心配して。
その繰り返して10年以上が経ちました。
きっとあと何年も、子供が成人してからも何十年と、
ずっと心配する事柄が変わりながらも心配するのでしょう。
もし心配する事が無くなったら「えっ?家の子、どうかしちゃったの?!」って心配しそうです(笑)
今は、心配できる事自体をありがたい、幸せな事と思うようにしています。
そのうち、我が子が成人して大人になったら。。。
心配すらさせてもらえないかもしれませんからね^^