赤ちゃんは生後6ヶ月~1歳頃になると歯が生えてきます。
「せっかく生えて来てくれたかわいい歯、絶対虫歯にしないようにするからね^^」
親なら誰しもそう思い、歯磨きを念入りにしなければと思うでしょう。
でもちょっと待って!
力みすぎて出血させてしまうママが多いんですよ!
他にも赤ちゃんの歯茎から出血するケースは色々あります。
そして、出血しても良い場合もあるんです。
目次
赤ちゃんが歯磨きで出血する原因
磨く力が強すぎる
歯磨きの時、しっかり汚れを落とさなければとついつい力を入れすぎてしまっている場合があります。
これは私もそうなのですが、力加減って難しいんですよね。
目安としては100g~150gの力が丁度いいと言われています。
歯ブラシを手全体で握ってしまうと、絶対これ以上の力が入ってしまって、お子さんも痛いはずです(^_^;)
指先で軽く持って磨くようにすると、力が入りすぎなくて良いですよ。
どうしてもいまいちピンとこない場合は、計りの上に手を置いて100gの力を確かめてみてください。
ほんとにほんの少しの力です。
血が出ても良い場合もある?
力を入れすぎてなくても歯茎から出血することもあります。
そういった場合は、普段歯磨きがきちんと出来ていない場合が多いです。
どこから出血しているのかというと、歯と歯茎の隙間です。
ここがきちんと磨けていないと、歯茎が腫れて血が出るそうです。
これは私が歯医者に通っている時の話ですが、お恥ずかしながら大人なのにあまり歯磨きが上手にできていなかったようで、歯医者で歯磨き指導をされたことがあります。
その時に歯磨きをしてもらったら、出血したんです。それもかなりの量(*_*)
そこで言われたのは、
「これは歯と歯茎の間からの出血で、この血は悪い血だから出ても良い血。歯茎の腫れがおさまれば出血しなくなるから。」
もちろんこれは赤ちゃんや子供の歯磨きでも同じことです。
普段、歯と歯茎の間まで磨こうって、あまり意識してないですよね(^_^;)
歯医者で言われたことは、歯ブラシの毛を少し斜めに歯茎の間に入るように角度をつけて磨いてと言われました。
子供は大人しくしていないのでなかなか難しいんですけどね。
これから歯が生えてくる
歯が生えてくる前も出血することがあります。
歯は、歯茎を突き破って生えてくるのでこれは自然な事です。
ただ、口の中が清潔でない場合に歯が生えてこようとすると、歯茎が腫れて痛みが出ることもあります。
口の中は常に清潔な状態を保ってあげましょう。
月齢にあってない歯ブラシを使った
子供用の歯ブラシって、使用する月齢が書いてありますよね。
これは理由があっての月齢分けがしてあります。
例えば、まだ歯が生えたての赤ちゃんに、固いナイロンの毛の歯ブラシを使ったのでは、刺激が強すぎるのは明らかですよね。
きちんとお子さんの月齢に合ったものを使うようにしましょう。
出血したら歯医者を受診するべき?
基本的には歯磨きの出血で歯医者を受診する必要はありません。
口の中は唾液に殺菌作用があるので傷の治りが早いのです。
しかし、あまりにも長い時間出血が止まらなかったり、お子さんが食事を受け付けなかったり、歯がグラグラする場合は歯医者を受診しましょう。
強く磨きすぎたことによって歯茎を損傷してしまったというケースもあります。
おわりに
赤ちゃんの歯磨きでの出血トラブルについてご紹介しました。
赤ちゃんの歯はどうせ抜けるから、歯磨きなんて必要ないんじゃ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、虫歯を放置しておくと、次にそこから生えてくる永久歯にまで悪影響だから!と歯医者さんに釘を刺されました(^_^;)
歯磨きを嫌がるお子さんは多いので、毎日ママは大変です。
私も毎日子供の歯磨きの時間になるのが恐怖でした…。
でも、今生えている歯は乳歯といえども一生物です!
正しい歯磨きの方法で、健康な歯を保ってあげたいですね^^
赤ちゃんの歯についてはこちらの記事も読まれています。
参考記事:赤ちゃんの歯磨きシートはいつ使う?効果的な使用法は?