赤ちゃん (新生児~1歳)

イクメンが嫌い!と言う人が急増中?その理由は?

『イクメン』とは育児をする男性(メンズ)のことを言いますが、
最近では流行の言葉の一つでもありますよね^^

昔は家事/育児は女性の仕事と言われてきましたが、
近年は育児にも積極的に参加する男性が増えてきました。

このことから『イクメン』という言葉が生まれたのですが、
中には『イクメンが嫌い!』という人もいます。

 

育児を手伝ってもらえることは女性にとってはありがたいことなのですが、
なぜ『嫌い』という人が増えてきているのでしょうか??

今回は『イクメン』の定義と嫌われている理由について考えていきましょう!

スポンサーリンク

目次

イクメンの定義とは何か?

子育てをする男性のことを『イクメン』と呼び、
すっかり定着しつつありますが、
そもそも『イクメン』とは具体的にどんな男性のことを指すのでしょうか?

育児をしていればすべての男性が当てはまるのでしょうか?

 

まず『イクメン』という言葉が誕生したのは
2010年に厚生労働省が『イクメンプロジェクト』
をスタートさせたのがきっかけ
ではないかと言われています。

『イクメンプロジェクト』の内容としては、
男性がもっと積極的に育児に携われる
社会を作ることを目的とした政府の取り組みです。

 

日本の男性の育児への参加は海外に比べるととても低く、
男性が育児に関わりたくても育児休暇おろか休暇さえ取りにくい
過酷な労働が問題視されています。

そこでこういった社会を変えていこうと政府が取り組み始めたのがこの
『イクメンプロジェクト』です!

 

この政策のおかげでほとんどなかった男性の育児休業の取得率が
2014年で2.3%まで上がり、
2017年で10%、2020年には13%まで引き上げることを目標としています。

 

休暇が取りやすくなった分、父親として子供と向き合うことができたり、
ママの負担が軽減され、夫婦円満に繋がるケースが多いです^^

実際、男性が育児を手伝ってくれて助かるという主婦に
『何をしていればイクメンだと言えるか?』とアンケートを取ったところ、
こんな回答がありました!

◆一人で○○できる

・オムツ替えができる
・お風呂に入れられる
・ミルクを作って飲ませることができる
・寝かしつけができる
・送り迎えや食事のサポートができる
・忙しい時に家事を手伝ってくれる

◆積極的に育児に参加する

・自主的にする
・何も言われなくても自ら進んで家事や育児をする
・家事や育児をポジティブにする
・育児を手伝うではなく自らするという考え

◆妻を立てる

・どんな面でも妻をサポートできる
・妻をねぎらうことができる
・子供になつかれ、奥さんをいたわる人

 

これだけできていれば、
イクメンというよりも『完璧な人間』と言ったほうが早い気がしますが^^笑

ぜひわたしの夫にも見習ってほしいものです(–;)

スポンサーリンク

イクメンという言葉自体がおかしい、イクメンは当たり前という意見


とは言え中には『イクメン』という言葉が嫌いという人もいます。

理由としては
『育児をすることは当たり前』という考え方です。

 

女性は毎日当たり前に家事や育児をこなしていますが、
男性は少し手伝っただけで

「すごい!」「えらい!」「イクメンだね!!」などとほめられるのです。

周りからの評価を気にしてか、
いい父親、いい夫であることをアピールすることで
毎日当たり前にしているわたしたち女性にとっては
『イクメン』という言葉はなかなか納得がいかないことなんですよね。

 

わたしもこの話を聞くまでは
『イクメン』という響きに好印象しか抱いていませんでした。

ですが、先日放送された『コウノドリ』の中で
『育児を手伝うよ』と言った父親に対して医師が
『あんたの子だよ!』と言った場面があり衝撃を受けました!
(言葉使いは別として・・・笑)

 

たしかに、
女性は有無を言わず育児をしているのに
なぜ男性だけ手段を選べるのか。

2人の子供なのだから2人で子育てをするのが当たり前。
そこに手伝うもなにもないな、と。

『手伝う』という言葉が出てきた時点で
育児に対して受身になっていますよね。

 

女性だって働くことはできます。
でも育児があって働きたくても働けない女性も大勢います。

仕事をしているから偉いということではなくて、
仕事もするけど家事や育児もバランスよくこなせる男性が理想的ですよね。

 

ただ一方で、
『イクメン』という言葉が出回ったおかげで

「イメージがいいから近づけるように努力しようと思った」
「育児が身近になった」

という男性の意見もあります。

女性からすると違和感を感じる言葉かもしれませんが、
その言葉で男性がやる気を出して育児を意識するようなら
これは儲け話の一つかなとも思います。

まとめ

人それぞれ考え方や感じ方は違いますが、
社会が男性の積極的な育児参加への取り組みをしていることは確かです。

まだまだ日本では男性の育児参加率が低いですが、
うまく持ち上げて積極的に参加してもらえるように
『イクメン』という言葉を使うこともありなのかなと思いました( ^^ )

スポンサーリンク

ABOUT ME
ゆーこ
4歳の女の子と1歳の男の子のママです。 上の子はちょっぴり反抗期?下の子は「ママ~」といつも追いかけてきて大変ですが、日々ママ業頑張っています! DIYと100均、シルバニアファミリーが大好きです。