「ストレスが原因で寝ている時に歯ぎしりをする」
というのは有名な話です。
では、赤ちゃんの歯ぎしりはどうなのでしょうか?
歯ぎしりをする赤ちゃんに悩んでいるママは多いんです。
こんなに小さな歯、歯ぎしりなんてしたら欠けてしまうんじゃ…。
しかも、よくよく見てみると、下の歯が上の歯より前に来て噛み合わせている?
これって受け口??
心配になってしまいますよね。
目次
赤ちゃんの歯ぎしりの原因
赤ちゃんはなぜ歯ぎしりをするのでしょうか?
赤ちゃんの歯ぎしりの原因は、ストレスではないと言われています。
歯が生え始めたころは歯がむず痒いのです。
それで気になってガリガリしていたり、自分の歯と顎の位置がどこなのかを無意識に確認していたりします。
今まではおっぱいやミルクを吸うだけだった口が、これからは食べ物を食べるための口の動きに変わっていくので、
その練習をしているんですね。
赤ちゃんからしたら歯は、突然口の中にあらわれた固くて何だか良く分からない物体。
これ、何なんだ?と、確認しているんでしょうね^^
だんだんとやらなくなるので安心してください。
こんな場合は念のため歯医者さんへ
基本的には歯ぎしりが問題になることはないのですが
・あまりに激しい歯ぎしりで出血している
・そのせいで夜泣きをする
・長い期間歯ぎしりが続いている
こういった場合は歯医者さんに相談してみましょう。
赤ちゃんの歯ぎしりと受け口との関係
歯ぎしりをしている時、下の歯が上の歯より前に出ている「受け口」のように見える事があります。
「うちの子は受け口なの?!」と、その判断はまだ早いです。
赤ちゃんの歯はまだ前歯しか生えてきていませんよね。
乳歯のかみ合わせが決まるのは、奥歯が生えそろった2歳~2歳半頃なので、それまでは心配いりません。
受け口のかみ合わせは、下の歯を前に出せば、誰にでもできる事なので、赤ちゃんはただ歯を使って遊んでいるだけなのかもしれませんよね^^
2歳半頃になって受け口の傾向がある場合は、骨格的な遺伝の可能性があるため、
親族に受け口の人がいるかどうかと確認したり、詳しい検査をして判断することになります。
歯の矯正については、早くても3歳から、一般的には4歳頃から行います。
赤ちゃんの歯は歯ぎしりで欠けたりしない?
実は、あまりにも長い間歯ぎしりが続くと、歯が欠けてしまうことがあります。
少し欠けるぐらいでしたら問題はないのですが、赤ちゃんがあまりにも長く歯ぎしりをするようでしたら、歯固めを渡してあげたりして、歯以外に意識が向くように工夫してあげると良いです。
歯固めも種類豊富にあるので、赤ちゃんが気に入るものを探してあげてください^^
かわいい赤ちゃんの歯、できることなら歯並びも綺麗に保ってあげたいですよね。
でも、歯ぎしりが直接歯並びに影響することはありません。
ストレスのせいという事でもないので、今だけしか見れないこの姿も目に焼き付けておきたいですね^^
赤ちゃんの歯についてはこちらの記事も読まれています。
参考記事:赤ちゃんの歯磨きで歯茎から血が出る!血が出てもいい場合って?
参考記事:赤ちゃんに歯磨き粉は必要?やってはいけないこと2つ