赤ちゃん用品のお店のベビーフードコーナーって本当に種類が豊富ですよね!
少しずつ色んな物が食べられるようになると、色々な味を知ってもらいたくて試したくなっちゃいます。
先日発見したのが、赤ちゃん用の吸うタイプやカップに入ったゼリー!
ゼリーって、食べやすい形状ですし、離乳食開始してすぐにでも食べれそうな感じがしますけど、パッケージを見ると「1歳~」となっていました。
これにはちゃんとした理由があるのです。
我が家が早く甘いものデビューをさせた失敗談もお話したいと思います。
目次
赤ちゃんに甘いものを食べさせていいの?
甘いもの=虫歯の原因、体に悪いと嫌煙されがちですが、実は甘いものは人間な体にとっては大切な役割もしてくれています。
体温を維持したり、体を動かしたりするのは糖分が役割を担ってくれています。
ですので、赤ちゃんにとっても当分は必要な栄養素。
問題なのは、その摂取量です。
これは助産師さんに教わったのですが、ママの母乳やミルクってちょっと甘いんです。
なので、赤ちゃんは「甘いもの」に関してはあまり抵抗なく受け入れることが多いんだそうです。
実際うちの子も初めてゼリーをあげた時はにっこり。
それからはパッケージを見ると欲しがって欲しがって大変でした。
ママが量をセーブしながらあげないと、際限なく欲しがってしまう可能性が高いんです(^_^;)
でも1~2歳児の糖分の一日の目安摂取量は15g以下。
上白糖なら小さじ5杯分です。
これが0歳だったらもっと少ないですよね。
糖分の取りすぎは大人と同じように脂肪として蓄積され肥満の原因になりますし、だらだら長時間食べさせると虫歯の原因にもなります。
でも、最適な量とタイミングをママが管理してあげる分には問題ありません。
ゼリーにはゼラチンと寒天、ゲル化剤を使ったものがある
ゼリーと一言で言っても、よくよく原材料を見てみると様々な原料が使われています。
ゼラチン、寒天、ゲル化剤等です。
ゲル化剤ってあまり聞きなれない言葉だと思うのですが、ゲル化剤というのは表記上の名称で、成分はカラギーナンやペクチン、寒天が使われている事が多いです。
カラギーナン…紅藻類という海藻からとれるぬるぬる成分。
ペクチン…果実や野菜、海藻類に多く含まれる食物繊維の一つ。
ゲル化剤も寒天と同様、海藻を成分とする物質なんですね。
そしてこのゼラチンと寒天、ゲル化剤でできたゼリー、見た目はあまり変わりませんが、成分は大きな違いがあります。
ゼラチンの成分は牛や豚の皮・骨から作られている動物性食品でタンパク質の固まりです。
タンパク質って、離乳食を進めていく上でもアレルギーを起こすことがあるので慎重に進めていきますよね。
大人が食べるような市販されているゼリーはゼラチンを使ったものがほとんどなので、赤ちゃんが食べるとアレルギーを引き起こしやすいと言えます。
赤ちゃんに初めて食べさせるゼリーは寒天を使った赤ちゃん用のゼリーから始めましょう。
実際の商品をいくつか例にとって見てみると…
果実(りんご、パインアップル、オレンジ、レモン)、野菜(にんじん、かぼちゃ、とうもろこし、さつまいも)、果糖ぶどう糖液糖、寒天、ゲル化剤(増粘多糖類)、酸味料
砂糖・ぶどう糖果糖液糖、マンゴーピューレー、黄もも、砂糖、ゲル化剤(増粘多糖類)、クエン酸、酸化防止剤(ビタミンC)、リン酸カルシウム
どちらもゼラチンは使われていませんよね。
赤ちゃんにゼリーはいつから与えていいの?
赤ちゃんにゼリーを与えるのは1歳頃からがいいでしょう。
市販されている赤ちゃん用のゼリーはだいたい1歳~となっています。
これは先ほどのアレルギーの心配があるという事もありますが、ゼリーのような甘みの強い食べ物の味に慣れてしまうと、離乳食が始まっているのにもかかわらず、食事には見向きもしなくなってしまう事があるんです。
1歳頃になれば、ある程度3回食のリズムも付いてきますし、我が家は1歳頃にはじめてゼリーを食べさせました。
幼児用のりんごジュースなどの甘い飲みものも1歳頃まではあげませんでした。
これは一人目の時に失敗した経験があって、お茶や水を嫌がって飲んでくれなかったので、赤ちゃん用のポカリをずっと飲ませていたんですね。
ポカリだとマグに入れたら入れただけ全部飲んでしまって、それはもう食事に影響が出まくり、離乳食が上手く進められませんでした。
赤ちゃんの甘いものへの依存はすごいですよ。
市販のゼリーをあげる時はアレルギー、添加物にも注意を
市販のゼリーをあげる時は、しっかりと成分表示を確認して、あなたのお子さんがアレルギーを起こす成分が入ってないかもしっかり確認しましょう。
また、市販品には添加物が含まれています。
添加物については調べてみると結構恐い事も書いてあります。
先ほど出てきたゲル化剤に含まれるカラギーナンも、発がん性があるので危険という説もあります。
大事な我が子が口にするものですから、できれば添加物の少ないものを選んであげたいですね。
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