赤ちゃんが家にやって来る!
色々用意する中で、寝るところはどうしよう?
ベッド?布団?
部屋の間取りやベッドの購入等、事前に悩む大物準備の一つが寝るところかと思います。
今回は、赤ちゃんの睡眠スタイル、特に添い寝に焦点を当てます。
目次
赤ちゃんを寝かせるのは布団?ベビーベッド?
基本的に家族が布団で寝ているのであれば、布団もありだと思います。
ベビーベッドの利点としては
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・きょうだいやペットにいたずらされない
・埃や冷気は下に下がるので、高さがあった方が良い環境となる
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等があります。
リビングでも、直接床に赤ちゃんを置くのではなく、ハイローチェアに寝かせることで、同様の問題から赤ちゃんを守ることができます。
特にペットやきょうだいもなく、掃除しやすい空間であれば、
布団の方が昼寝の場合でもちょっと添い寝して寝かしつけやすいなど、メリットもあります。
赤ちゃんとベッド、布団それぞれで添い寝する方法
布団の場合
赤ちゃんは、父親や他のきょうだいの寝返り等の影響が受けにくい壁際が望ましいでしょう。
赤ちゃん用の布団を使い、隣を赤ちゃんの変化に気が付きやすいお母さんの布団にします。
ベッドの場合
布団に比べて、落下などの危険があり注意が必要です。
壁際も、ベッドと壁の間に挟まって窒息等の事故の報告があります。
落ちるような隙間の無いようチェックしてください。
我が家の場合は、ベビーベッドとベッドの高さを同じにして連結して使用していました。
赤ちゃんが熟睡したら柵を上げて離れることもでき、安心です。
どちらの場合も、敷布団は固め、かけ布団は赤ちゃん用の軽いものを選びましょう。
赤ちゃんの添い寝のメリットと危険性
赤ちゃんと一緒に寝ると
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・お母さんも赤ちゃんも安心できる
・スキンシップが豊富になり、赤ちゃんの情緒が安定する
・添い寝でおっぱいをあげられるので、お母さんの負担が軽くなる
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などのメリットがあります。
しかし、忘れてはいけないのは、安全面への配慮です。
東京都監察医務院が、都内で10年間、5歳未満の子どもの死因や経緯を調べた結果が出ましたが、死因の大半が窒息死。
しかも、その内訳で多くを占めたのが、授乳後げっぷをさせなかったためのミルクのはき戻しや、大人用布団、枕、ぬいぐるみなど寝具が原因など、睡眠に絡んだものであったとのことです。
また、きょうだいが覆いかぶさったり、腕枕にしていた筈の腕が赤ちゃんの顔にのしかかってしまっていた、乳房が大きいお母さんだと、おっぱいをあげたまま寝てしまったことが原因での窒息などもあります。
母性本能があるから赤ちゃんが苦しい状態なら気が付ける筈で大丈夫!等と安易な過信は避けましょう。
母乳をあげる場合、自分はうっかり寝てしまわないように気を付ける。
添い寝する場合も、眠気を誘うような薬などは飲まない、赤ちゃんが寝入ったらすぐ近くからは離れるようにし、できれば6か月まではベビーベッドや安全な場所に戻すようにする。
また、大人用のやわらかい寝具やふかふかの掛布団などは、小さい赤ちゃんは埋もれて横を向いてしまっての窒息、また顔の周りにぬいぐるみやティッシュなどがあっても、たまたま手であたったものが顔に覆いかぶさり窒息となります。
赤ちゃんの周りはかたい寝具、軽い布団で、顔の周りに何かがかからないようにするなど環境を整えましょう。
SIDSの発生率が添い寝によって高まる
また、SIDS(乳幼児突然死症候群)の発生率も、添い寝によって高まるといわれています。
他、リスクとして下記項目が挙げられています。
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- うつぶせ寝
- 受動喫煙
- ミルク
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現在も原因不明とされているこの病気ですが、一説では、体温の上がりすぎが原因ではないかと言われています。
ミルクは作ってから冷ます必要がありますが、それでも母乳より高い温度であげてしまう傾向があったり、またうつぶせ寝でも熱が胸のあたりに籠ってしまう、添い寝なども大人用の布団や体温により赤ちゃんが温まりすぎてしまうということが考えられます。
赤ちゃんは、寒い場合には、泣いて知らせてくれますが、熱いということに関しては寒いことより鈍感で、そのまま寝てしまう子が多く、いつの間にか限界を超えてしまうということがあるそうです。
寝ている時の着せすぎなども要注意です。
暑ければ蹴とばすと過信せず、布団のかけすぎはしないようにしましょう。
寝てる時の靴下なども不要です。
足まですっぽり覆うような服も、外出の時の防寒など一時的な使用以外は、熱が籠るので控えましょう。
我が家の場合は、現在6歳、2歳二人の娘ですが、二人とも赤ちゃんの頃から今も布団は蹴ってしまい、結局かぶらず寝ています。
長袖のパジャマに、真冬は大人用の毛糸のパンツをパジャマの上から穿かせて寝かせたりしています。
うちの子は二人とも胴回りが太いのか、赤ちゃん用の腹巻はもちろん、3歳用買ってもキツキツだったところで、思いついたのですが、程よくゆったりパジャマにまとわりついて、邪魔にならないみたいでした。
風邪もほとんどひかず、昨年は幼稚園も皆勤賞でした!
薄着の方が風邪ひかないというのは本当のようですよ?
まとめ
色々怖いことも書きましたが、添い寝のメリットも多くあります。
私も基本は添い寝で育てています。
普段は色々やることがあり、子どもの失敗だの、時間に追われたりだのでゆっくり関われない時も、ベッド・布団に入ってしまえば、あとは寝るだけ。
怒る要素も減り、ゆったりとした気持ちで子どもと向き合えます。
子どもが寝るような静かな雰囲気を作りそっと関わる中で穏やかに子どもが寝ていき、その寝顔を見れる時に幸福感を感じ、親にとっても良い作用があるように思います。
二人とも、授乳後のげっぷはほとんどしない子でしたので、添い寝で授乳後もそのまま寝かしてしまっていましたが、今回調べた中で、危険なことであったと知って肝が冷えました・・・
普段吐き戻しが多い赤ちゃんは、特に気を付けた方がいいかもしれません。
寝る環境を整え、親が気を付けた上で、添い寝のメリットを楽しめるといいですね。
赤ちゃんの睡眠についてはこちらもいかがでしょうか^^
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