横浜市で行われる「馬車道祭り」、毎年文化の日に合わせて開催されるお祭りなのですが、横浜港が開港した当初にタイムスリップしたかのような情景を見ることが出来る、珍しいお祭りなのです。
「横浜らしさ」を感じることができる「馬車道祭り」はどんなお祭りなのか、2016年の日程やアクセス情報について詳しくお伝えしていきます。
目次
横浜の馬車道の歴史、馬車道ってどこ?
横浜市中区の本町四丁目交差点から吉田橋までの約500メートルの道を「馬車道」と言います。
馬車道の歴史は明治時代にさかのぼります。
貿易のため横浜港が開かれ、関内に外国人居留地が置かれました。
その関内の外国人居住地と横浜港を結ぶ道路が開通され、外国人はこの道を馬車で行き来していました。
当時の日本ではその姿は大変珍しく、「異人馬車」などと呼んでいたことから、この道は「馬車道」と呼ばれるようになりました。
今でも煉瓦で舗装された道路や、実際にガスを燃やしているガス灯の街灯など、明治時代を感じさせるものが残っていて、観光客も大勢訪れます。
外国の観光客が本当に多いですよ。
実は馬車道って行政上の正式な町名ではないそうで、駅名や商店街の名前にはなっているけれど、実は通称の地域名称なんだそうです。
確かに、馬車道にある国の重要文化財の神奈川県立歴史博物館も住所は南仲通となっていますし、馬車道と言う住所はないのですね。
横浜馬車道祭り2016、日時は?
馬車道祭りは毎年11月3日の文化の日にちなんで行われるのですが、今年の開催日は
10月31日~11月3日に行われます。
前日は山手でハロウィンウォークもありますし、この時期横浜はイベントが満載ですね。
馬車道祭り2016、駐車場詳細
馬車道周辺は普段から観光客が多いので、駐車場も数多くありますが、台数も200台と多く停められ、歴史博物館から近い馬車道地下駐車場がオススメです。
後程ご紹介しますが、このおイベントの目玉ともなっている馬車の試乗場所、信濃屋前からも近い駐車場です。
出典:http://www.bashamichi.or.jp/home.html
馬車道祭り2016のイベント
公式サイトにはまだ詳細は発表されていないので、2015年度のイベントをご紹介します。
■馬車・人力車無料試乗会
馬車町祭りの中でも来場者にとってメインイベントとも言えるほど人気なのがこちらです。
鹿鳴館時代の衣装を身にまとった淑女たちが行き交う中、馬車や人力車に無料で試乗することが出来ます。
無料と言うのは珍しいですよね!
毎年希望者が多く行列になるそうなので、まず着いたらこちらに向かう事をオススメします。
日程(2015年度):11月3日
場所(2015年度):信濃屋前
※2015年度の情報です。
■馬車道マルシェ
馬車道通りの赤レンガ歩道で、ワゴンセールが開催されます。
期間中、特別サービスをしてくれる飲食店もあるのだとか。
出店の様な感じですね^^
日程(2015年度):10月31日~11月3日
時間(2015年度):11:00~17:00
■ガス灯点灯式
1872年10月31日に馬車道通りから本町通にかけてガス灯が灯ったことを記念して、ガス灯点灯式が行われます。
ジャズライブも開催。
こちらはご年配の方に人気があるそうです。
日程(2015年度):10月31日
時間(2015年度):17:30~
場所(2015年度):関内ホール前
その他にも抽選でホテルのペア宿泊券などが当たるスタンプラリーや、街角ライブ、ナイトウォークツアー、キャンドルファンタジー、プロジェクションマッピング等が行われました。
今年はどんなイベントが行われるのか、楽しみですね^^
詳細は決まり次第公式HPで発表されます。
馬車道まつりで仮装したい!レトロ服のレンタルはある?
馬車道まつりといえば、レトロな衣装を着た関係者の方が目立ちますが、自分達もレトロ服を着たい!という方もいらっしゃるかと思います。
実は、レンタルさせてくれるお店が馬車道にあるんですよ。
先程の馬車に乗れる場所、信濃屋さんで貸し出ししてくれます。
数に限りがある事が予想されますので、ご予約はお早めに^ ^
男性用のものもあるそうですよ!
おわりに
当日は関係者以外も当時の衣装を身に纏って参加する方も居るようです。
もちろん、普段着で参加で全く問題ないですよ^^
馬車道周辺には他にも観光スポットが数多くあります。
夜まで居られるようでしたら、大桟橋から見る夜景がとてもきれいですよ♪
ぜひ、横浜観光を楽しんで来てくださいね^^
周辺ではこんなイベントも行われます。
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