「立ち合い出産」と聞いて、「何それ?」と思う妊婦さんは、現在の日本ではほぼいらっしゃらない事でしょう^^
それだけ日本にも浸透してきた「立ち合い出産」。
「立ち合い出産」とは、ご存知の通り、出産の際に分娩室にご主人も一緒に入って、出産に最後まで付き合って頂く事を言います。
廊下で産声を聞くまでウロウロソワソワと1人落ち着かない様子のお父さん・・・という図式は完全に以前のものの様ですね。
そんな日本でもほぼ定着してきた立ち合い出産。
それぞれのメリット・デメリットについて、今一度検証していきたいと思います!
目次
立ち合い出産のメリット、デメリット
先輩ママさんのお声から、立ち合い出産のメリット・デメリットをご紹介させて頂きます。
まずはメリットから
- リラックスして出産に望めた
- 感動を共有できる
- 親子の絆が深まる
夫婦や親子の絆が深まって、素敵ですね!
さて、次はデメリットについてご紹介していきます。
- 出産途中で倒れてしまった
- 男性によって感じ方はそれぞれの様で、出産話を私の笑い話の様に言ってくる
- 女性扱いされなくなっていしまった
デメリットを見てみると、ちょっとご主人との今後を考え直したくなってしまいそうですね。
元々、血液やグロテスクなものは苦手(見るのも嫌)という方には、立ち合い出産は向かないのかもしれません。
実際に立ち合い出産をしたママの声
先程あげた、立ち合い出産のメリット・デメリットにそった、ママの声をご紹介させて頂きます♪
リラックスできる
パパが側にいて手を握ったり声を掛けてくれたので、必要以上に力む事なく、リラックスして出産に望む事ができました。
感動を共有できる
無事に出産を終えて約半年後、パパと赤ちゃんが産まれたばかりの時の写真を見ながら話をしていると、生まれた瞬間のパパの気持ちを聞く事ができました。
今更ながら、私自身が泣いちゃいそうになりました(照)
親子の絆が深まる
女性は出産前からお腹いる赤ちゃんを意識しますが、男性はどうしても赤ちゃんがお腹にいる時には父親の自覚が出てこない様で。
でも、立ち合い出産をして、みんなが大変な思いをしながら赤ちゃんが産まれてきた時の瞬間を体験した事によって、自覚が出来たようです。
出産途中で倒れてしまいました
男性は血液に弱いとは聞いていましたが・・・。
私が出産時の出血が少し多かったからか、立ち合い出産中にパパが倒れてしました。
大事には至りませんでしたが、情けないやら悔しいやらで…。
退院後もしばらくは、パパの顔を見るのも避ける様になってしまいました。
男性によって感じ方はそれぞれ
「感動した」という方の意見を聞いて立ち合い出産に臨んだまではよかったんですが、翌日面会に来てくれた時に「お前の顔、すごかった」とか「はっきり言ったら、グロいよね」等という始末。
主人から出産の時の話を聞くたびにイライラしてしまいます。
女性扱いされなくなってしまった
立ち合いの際、主人は私の頭側にいたので、実際の出血などはそんなに見えなかった様ですが、
いかにも「生々しいものを見た」という風に感じたようで、以降、私に触れてくる事が極端にすくなくなってしまいました。
2年くらい間を空けて、第二子も欲しいなぁ~・・・
なんて話をしても、はぐらかされるばかりで、私の方が寂しい気持ちになってしまいました。
おわりに
出産は、夫婦にとっての最大で最高の一大イベントです。
その感動や思いを夫婦で共有するのは、私はとても大事な事だと思います。
現に、私も3人子供がいて3人とも立ち合い出産でした。
立ち会ってくれて良かったと思う気持ちの方が大きいです。
それでも、当時の主人の様子を思い出すと、イラっと来ることは(いっぱい)ありました(笑)
当然ですが、物の見方が変われば世界が変わるという様に、
出産だけではなく、何事にもメリットがあればデメリットもあるはずです。
それは、夫婦でよく話し合って、どちらの気持ちの方がお互いより寄り添えていけるのか?・・・という点が大事なのではないでしょうか?
万が一、立ち合い出産は叶わなったとしても、赤ちゃんを迎え入れる気持ちだけはご夫婦一緒に歩み寄り、
赤ちゃんを温かく包んで迎え入れて頂きたいと思います。