夏になると、お祭りで子供が金魚すくいをやりたがりますよね。
親としては、やるのは良いけど飼うの大変だな…^_^;
とも思いますが、小さいうちに生き物と触れ合うのは良い経験になりますからね!
私は小さい頃、金魚すくいの金魚を10年以上飼育したという実績があります(≧∇≦)
でも、その後違う金魚すくいの金魚と一緒にしたら死んでしまったんですよね…。
これが何が原因だったのか、どうしたら長生きさせる事ができるのか、経験を踏まえてお話ししていきますね。
目次
金魚すくいの金魚は病気がち?
金魚すくいの金魚の種類ってご存知ですか?
金魚って、熱帯魚屋さんなんかに行くと本当に色んな種類がいるんですよ。
ワキン、出目金、らんちゅう、土佐錦など…。
らんちゅうや土佐錦なんかは数万、数十万なんて値段のものも!
もちろんそんな高い金魚が金魚すくいで出てくるわけはないので、金魚すくいで出てくる金魚はほとんどがワキンです。
たまに黒い出目金が居たりもしますね^^
この金魚すくいの金魚ですが、「すぐに死んでしまう」とよく言われますが、本当にそうなんでしょうか?
実は長生き!金魚すくいの金魚
実は金魚すくいの金魚に多いワキンは、とても飼いやすい金魚なんです。
寿命は8年~15年、長いもので30年生きるワキンもいます。
我が家が10年生きた!と自慢していたのも、実はたいしたことなかったんですね~(^_^;)残念。
では、どうして「金魚すくいの金魚は病気がち」などと言われてしまうのでしょうか?
それは、金魚すくいの金魚が飼育されている環境があまり良いとは言えない環境だからなんです。
金魚すくいの金魚は、仕入れ先で大量の金魚が一緒の水槽で飼育されています。
そうすると、1匹病気にかかると、どうしても同じ水槽の金魚に移りますよね。
なので、金魚すくいで金魚を連れて帰ってきたら、まずは病気にかかっている金魚がいないかをチェックすることが大切です。
我が家はこれを怠ったために、元々飼っていた10年生きた金魚に病気が移って死んでしまったんですね…(:_;)
金魚を連れて帰ってきたら、まずは何をするべきか。
順に説明していきますね。
金魚すくいの金魚の飼い方
■まず必ず必要なもの
バケツ、カルキ抜き、塩
え?!塩?!と思いますよね。
海水に生きる魚ではないのですが、まずは塩浴をして病気を落としてあげる事が重要です!
我が家は取ってきたままポチャンして失敗しました…。
取ってきたその日にカルキ抜きは用意できないと思うので、取ってきた日はそのまま袋に入れておいて、翌日買いに行きましょう!
塩は金魚用のものが理想ですが、普通の塩でもOKです。
■その後揃えるもの
水槽、エアーポンプ、金魚の餌、濾過機、底砂、バクテリア促進剤、水草
結構いろいろあるな~と思いますよね。
我が家はバクテリア促進剤は使っていませんでしたし、底砂と水草はあった方が見栄えがいいかな、というものなので、必ずしも必要ではないです。
金魚すくいの金魚を水槽に移すまでの手順
まず3日ほどは金魚をバケツで飼育します。
我が家のように、元々金魚を飼っていて合流させる場合は1週間ほど行うのが理想です。
この段階で、病気にかかっていないかどうか、様子を見るんですね。
1、バケツにカルキ抜きをして、0.2%の濃度になるように塩を溶かした水を用意します。
塩分濃度の測り方はこちらのサイトで簡単に分かりますよ^^
2、バケツの水に袋のまま金魚を浮かべて30分ほど温度合わせをしてあげてください。
3、その後、袋の水と一緒にバケツの中に金魚を移してあげます。
4、3日ほどこのまま急激な温度変化が無いところに置いておきます。(日の当たらない室内が良いですね。)
この時、餌はあげないでくださいね。
5、金魚がバケツの中にいる間に、水槽の準備です。
水槽をきれいに洗い、必要な場合は底砂、水草をセットし、エアーポンプ、濾過機は必ず準備してくださいね。
金魚を入れる前日に、カルキ抜きした水を入れ、エアーポンプを作動して、水を空回ししておきます。
6、いよいよ金魚を水槽に入れるのですが、この時に病気の金魚がいないかチェックしてください。
我が家で蔓延してしまったのは白点病です。
金魚の尾びれや体に0.5mm程の白いブツブツが出来る病気です。
他にも、トルコディナ病、白雲病など、見て確認できる病気が多いので、よく確認してみてください。
病気が確認できた場合は、バケツのまま治療します。
その後はしっかり餌やり、水替えをしてあげれば、金魚すくいの金魚も長生きできるんです^^
難しいのは最初だけ。
なんてったってズボラな私でも飼えていたんですから…(*^_^*)
まとめ
金魚すくいの金魚は病気がちと言うのは、あながちウソではありませんが、それは最初の対処次第で長生きさせることも可能です!
まずは、金魚すくいの時に元気そうな金魚を狙う事!
のろのろ泳いで簡単に捕まってしまう金魚は弱って病気の可能性大です~(^_^;)
全くすくえなくてお店の人がサービスしてくれる場合も、ずうずうしく「元気な子が良いです!!」って言っちゃいましょう!笑
せっかくなら、元気な子を長生きさせて飼ってあげたいですからね^^
小さいうちから生き物と触れ合うと、心の優しい子になるとも言われますよね。
ぜひ、命の大切さを子供の頃に教えてあげましょう!
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