梅雨が明けると一気に暑くなって夏の到来です。
暑くなって気になるのは、子供の夏バテ。
なんか食欲がなくて、元気がない…。
特段重い症状があるわけなじゃないんだけど、何だか体調が優れない。
もしかしたらそれは夏バテかもしれません(;_;)
子供は体調の悪さを自分で上手く訴える事が出来ないですよね。
早い段階で親が気付いてあげられれば、辛い症状を早く解消させてあげる事ができます。
今のうちから正しい予防法も知っておけば、お子さんを夏バテさせないように対策も出来ますよね!
目次
子供の夏バテの症状
子供に多い夏バテの症状をチェック方式にまとめました。
- だるそうにしている
- 熱っぽい、微熱がある
- 食欲がない
- 便秘や下痢をしている
- 吐き気、嘔吐する
- 体重が減った
- イライラしている
- 情緒不安定
- めまいやふらつきがある
- 体がむくんでいる
いかがでしょうか?あてはまるものはありましたか?
子供は「何か体がだるい」とか、「熱があるかも」とか、自分からはなかなか言ってくれませんので、お子さんの様子を良く見て、「ん?なんかいつもと様子が違うかな?」と早めに気付いてあげることが大切です。
このチェックシートに多くあてはまり、日常生活に支障をきたす程度だと症状は深刻です。
今はどこに行ってもクーラーがガンガンに効いていますので、本来は汗をかきやすい子供が汗をかくことができず、体の中に熱がこもってしまうため夏バテになりやすい環境になってしまっているんです。
3~4歳で発達する汗腺が十分発達しない子も多いそうです。
また暑いと食欲も無くなり、そのせいで体重の減少。
冷たいものなら食べれるから…と冷たいものばかり食べて胃腸が弱る…と、そのままにしていると症状はどんどん悪化してしまいます。
子供が夏バテしてしまった時の対処法
それでは、実際に子供が夏バテしてしまったときには、どう対処してあげたらよいのでしょうか?
冷たいものなら食べれるから…と冷たいものをあげてしまうのはNGとお伝えしましたが、だからといって夏バテで食欲もないし吐き気もある子に「もっと食べて!」なんて無理な話です(;_;)
まずは、消化に良いものから少しずつ食べさせるようにしましょう。
夏バテに効果的な食べ物はウナギや豚肉が代表ですが、我が家の3歳の娘はうなぎの小骨が嫌で食べませんし、お肉も「固いから嫌!」と、ペッと出されてしまいます(^_^;)
それでは困るので、他の夏バテに効くビタミンB群が多く含まれる食材をご紹介しますね。
・チーズ
・牛乳
・卵
・レバー
・まぐろ
・いわし
・たらこ
・かぼちゃ
・トマト
・アボカド
・納豆
・豆腐
チーズやカボチャなど、割とお子さんの好きな食材も多いのではないでしょうか^^?
このほかにも疲労回復効果のあるクエン酸。
・レモン
・パイナップル
・グレープフルーツ
・いちご
・アセロラ
・キウイ
マグネシウムや硫化アリル。
・大豆
・アーモンド
・きなこ
・にんにく
・たまねぎ
・らっきょう
・長ネギ
・ニラ
これらの食材をお子さんの食べやすいように小さく刻んだり、
特に食欲の落ちる朝食には、キウイやパイナップルなんかは時期的にも甘みがあっておいしいので食べさせてあげるようにしたり、工夫した食事を作ってあげてください^^
食事以外でも気をつけたい事は…
睡眠をしっかりとる
こまめな水分補給をする
自律神経を整える
外遊びも取り入れる
湯船にゆっくりつかる
これらのことを取り入れるのが夏バテには効果的です。
水分補給は「喉が渇いた~」といわれてから水分を取るのは遅いそうです。
こまめにお茶のみな~とママの方から促すようにしてあげてくださいね。
この時も冷たいものばかり飲ませるのではなく、胃腸に負担をかけない常温のお茶やスポーツドリンクなどをあげてください。
エアコンの設定温度も低くしすぎないように注意して、規則正しい生活を心がけるようにしてあげましょう。
日中の暑い時間の外遊びは熱中症の恐れもあるので、夕方少し涼しくなった頃に、「ちょっとお散歩しようか!」と、一日中クーラーの効いた部屋で過ごさせることの無いようにしてあげる事も効果的ですし、クーラーの効いた部屋にいると汗をかけないので、お風呂も暑いからシャワーだけですますのではなく、湯船にゆっくりつかって汗をかくことも大切です。
そしてお風呂上りに遊びの延長で軽いストレッチを行うのも自律神経を整えるのに一役買ってくれますよ!
お子さんの体の負担にならない程度に少しずつこれらの事を取り入れて、夏バテを早く解消できるようにしてあげてください。
もちろん、普段から取り入れると夏バテの予防にもなりますので、夏本番を迎える前にぜひ一度生活習慣、食習慣を見直してみてください。
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