幼稚園児や幼稚園児の時には、親子共々仲良しだったり、
子供の交友関係を親が把握している場合がほとんどだったのではないでしょうか。
例えケンカをしても、親同士が顔見知りで
『あの時はごめんね』
と、子供だけではなく親も介入して仲直りしたり。
”いじめ”では無く”いじわるをされた”という範囲で収まっていた事も、
小学生ともなるとそこまで親は介入し難いもの。
子供自身の交友関係も広がり、我が子を通じてお名前は聞き覚えがあるけれども、顔は分からない・・・
ましては親御さんとは面識が無いというお母さんも多いのでは?!
普段の日常的な「やった・やられた」といういざこざであれば、男の子なら特に出てくると思います。
学校でおこった事であれば、先生に仲裁をお願いしている事でしょう。
ですが、”いじめ”となるとどうでしょう?
子供がひとり胸に秘めて苦しんでいる場合も、少なくはありません。
そんな時、親ができる事はあるのでしょうか?
目次
いじめられやすい子ってどんな子?
小学生でいじめられやすい子とは、どんな子なのでしょうか?
私の身近な例で言いますと
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『小柄(背が小さい)』
『ハーフ』
『優しい子』
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というのが、ターゲットになりやすい様に見受けられます。
背が低くても、元気な子もいますが、
いじめとはいかないまでも”チビ”と言ってからかわれた事はあるでしょう。
どうしても、見た目的に他の子と違う・・・
というポイントが、いじめられやすい子になっている様です。
『優しい子』に関しては、言い返さないという点で、からかわれていただけだった事が、
何回も言ったりやられたりして、行動も大きくなってしまい、いじめに拡大している様です。
いじめられているかも?子供が出すサインは?
そんなお友達と上手くいっていない時、我が子からのサインを見逃さずキャッチしたいものですよね。
子供はどんなサインを出し、私達大人にSOSを送っているのでしょうか?
一番多く出る特徴は「身体的な不調を訴える」という事です。
頭やお腹が痛い・吐き気やめまいを訴えるなどが代表的なサインです。
身体的な不調以外に、下記の様な状況が見られた場合にも、要注意です。
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・服や靴が泥だらけ・濡れて帰ってくる
・鉛筆や消しゴム、ノートがよく無くなる
・学校行事(授業参観など)を故意に教えてくれない
・以前はよく話題に出ていたお友達の名前が出てこない
・感情の起伏が激しくなった
・ボォー・・・としている事が多くなった
・学校での自分の様子を話さなくなった
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高学年にもなりますと、普段の学校の様子を聞いても
「別に、普通」「楽しかったよ」
くらいしか言わないお子さんがほとんどだと思います。
ですが、持ち物が無くなる事が頻繁だったり、
以前は仲が良かったはずのお友達の話題が一切出てこなくなったり・・・など、
細かい変化が見られた時には、お子さんの様子を気にかけてあげて下さい。
そして、無理に聞き出す訳では無く、
「親はアナタの味方だよ」という事を伝え、
困った事があったらいつでも全力で力になるという事を優しく伝えてあげて下さい。
おわりに
私個人の意見ですが、”いじめられない子”というのは、居ないと思うのです。
大小あるにせよ、誰もが”いじめられた”という思いを感じた事があるのではないでしょうか?
もし、”いじめられた”と感じた事が無い子がいるとすれば、
その子はよっぽど自分しか見えていない・感じる事ができない、自己中心的な子なのでしょう。
子供は誰しも自己中心的なところがありますが、小学生ともなると周りとの協調性を見い出してきます。
その中で、自己中心的でい続けるのは、まったく周りが見えない・・・
いわゆるKYな存在ではないかと思っています。
そうは言っても、我が子には楽しく笑顔で学校生活を送って欲しいと願うのが親心です。
本心では、いじめなんか無くなれば良いと、心から思っています。
でも、思うのです。
小学生はまだまだ親の影響力が強いのだ・・・と。
親が他人の悪口を言っているご家庭の子は、他人の家をバカにします。
親が周りの人のせいにばかりして我が身を振り返らなければ、そのお宅の子はワガママな子になります。
・・・どうしていじめが無くならないのか・・・
まずは親である大人から、真剣に我が身に振り返って考える事も、大事なのではないでしょうか?
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