子育てをしていて、赤ちゃんをついうっかり、ちょっと目を離したうちに落下させてしまったという経験がおありの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私はつい最近、ヒヤッとする事がありました。
一人目の子は、目を離さず、それはそれは神経質に育てたのですが、二人目となると目を離してしまう瞬間が多くなってしまっている事を反省しているところです(:_;)
赤ちゃんがベッドやソファーから落下して「ゴンッ」という嫌な音が聞こえた瞬間、それはそれは焦りますよね!
自分と赤ちゃんしか家に居なくて、どうしよう!と焦ってしまっているママへ、まず確認すべき事をお伝えします。
目次
赤ちゃんが転落!まず確認すべき5つのこと
赤ちゃんが高い所から転落して頭を打ったとき、これらの症状が見られた場合はすぐに病院へ連れて行って下さい。
- けいれんしている
- 何度も嘔吐する
- 呼びかけても反応がない
- 手足の動きが鈍くなった
- 耳や鼻から、血液や黄色い液体が出てきた
これらの症状がある場合は、脳に何らかの損傷がある場合が多いので、迷わず救急車を呼んで、病院へ連れて行きましょう。
脳に損傷がある場合は心配なのが後遺症です。
ママの判断の速さが、後遺症を残す可能性を低くしますので、これらのチェックポイントは頭の片隅に覚えておくといいですよね。
また、幼稚園の娘が園で頭を打った時に言われたことなのですが、子供は症状が遅れて出てくることがあるそうなのです。
頭を打ったその時は何ともなくても、実は頭の内側で血がジワジワと出ていて、遅れて症状が現れる事があるのです。
24時間はいつもと違った様子はないか、意識して観察するようにしてください。
赤ちゃんが転落!家庭でできる事は?
上記のような症状はないけれど、家庭で様子を見る場合に気をつけたい事をまとめました。
- いつもと違った様子はないか
- 機嫌は悪くないか
- 呼びかけて反応はあるか
- 外傷はないか
- しばらくしてから嘔吐はないか
転落した後に「ギャー」と泣き声が聞こえれば、とりあえずは安心なのですが、先ほどの通り、遅れて症状が現れる場合もあるので、いつもと違った様子はないか、機嫌が悪かったりしないかは気にして見ていてあげてください。
しゃべる事の出来ない赤ちゃんは、泣くことでしか具合の悪さを訴える事が出来ません。
日中もおんぶしたまま、抱っこしたままでは変化を見落としてしまう可能性があるので、おもちゃで一緒に遊んであげたり、頻繁に呼びかけてあげましょう。
夜間は、眠っているのか、気を失っているのかの見分けがつきにくいですが、頭を打った場合は急に意識を失う事もあるので、2時間おきぐらいに体をゆすってみて、反応があるかをチェックしてあげてください。
また、外傷はないかもしっかり見ておきましょう。
たんこぶができているならば、濡れタオルで冷やしてあげればよいのですが、触ってみてブヨブヨしている場合は、内部に損傷がある事も考えられます。
また、頭を打った直後には嘔吐はなくても、しばらくしてから嘔吐する場合もあります。
頭を打ってから1時間以内に1度だけ吐く場合は、軽い脳震盪を起こしているためで、小さい子はそのせいで吐く事もあるそうです。
でも、脳の内部が損傷している可能性もゼロではありませんので、心配な場合は小児科を受診する事をオススメします。
本当にあった落下事故による後遺症
赤ちゃんは頭が重いので、高い所から落ちると頭を打ってしまう事が多いです。
よちよち歩きや、お座りでひっくり返って「ゴンッ」ということも日常茶飯事ではありますが、赤ちゃんが頭を打って後遺症が残ってしまったという事も実際にあるのです。
ベビーベッドから落下し、後頭部を強打したけれどあまり泣かずにそのまま寝たので大丈夫だと安心していたら、深夜に意識がないことに気付いて慌てて救急病院へ搬送。
結果、重度の後遺症が残ってしまった
という事例もあります。
万が一という事も考えて、お子さんの変化は見逃さないであげて下さい。
おわりに
先日、もう伝い歩きをする10ヶ月児を、主人がソファーの上に座らせてその場を離れたんですね。
普通に考えれば危ない事なのですが、普段から一緒に居ないと、どういう事が危険なのか、イマイチ分からないようで。
もちろんソファーの上で子供はつかまり立ちをし、そのまま伝い歩きをしてソファーから落ちそうになった所をキャッチしました(/ _ ; )
自分だけではなく、家族でもこんな事が危険だよ、これはやらないでね、という事を確認し合っておかないとなと思いました。
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