無事に子供が生まれ、喜びでいっぱいなのもつかの間。
初めての事ばかりの赤ちゃんと生活に不安を感じてしまう事もありますよね。
そんなパパママのために、今回は赤ちゃんが起こす謎の行動の1つ
「寝ながらうなる」
の原因と対処法をまとめてみました。
目次
赤ちゃんが夜中に寝ながらうなる原因は?
赤ちゃんは泣くことでお母さんやお父さんに不快を伝えることが一般的ですが、実はそれ以外にも伝え方があるんです。
すやすや眠っていたと思ったら、急に顔が真っ赤になるほど全身に力を入れてみたり、
「うーん…」「あぁぁあー」「ヴゥゥゥ…」
と言っている時があります。
これが赤ちゃんの「うなる」です。
原因は次の通りです。
ゲップが出なくて苦しい
赤ちゃんはミルクを飲むことにまだ慣れず、ミルクと一緒に空気を飲んでしまうことがよくあります。
トントンと背中を叩いてあげることでゲップが出せてもまだ出し足りないとき、気持ち悪くて自分で出そうと頑張ろうとします。
寝返りができるようになってくると体の中の空気の移動も大きくなるため、うつ伏せになった時に自然とゲップが出たりするようになります。
おならが出なくて苦しい
赤ちゃんにとってはおならを出すことも難しいことです。
私たちはお腹が張っていたりすると自覚しますが、赤ちゃんにとっては不快なことなのです。
私たちは体を動かすことで腸が活発に動き、便秘やガスの排出を促すことが出来ますが、生まれたばかりの時は体力も少なく、いっぱい動くことができません。
そういえばおなら聞いてないなと思ったら足を動かしてあげてください。
うんちが出なくて苦しい
生まれたばかりの赤ちゃんは母乳かミルクしか口にしませんが、体の中の老廃部を出すために緩いうんちはしっかり出ます。
なので、もしうんちが出ていないなぁと思ったら実はうなりの原因の一つかもしれません。
これも、腸の活動を活発にすることで改善されることでもあります。
赤ちゃんがご機嫌なときにぜひ足を動かしてあげてください。
ちなみに筆者の子どもは週に1回程度のもともとの便秘体質だったので、カレンダーで記録をつけるようにしていました。
周期的にうんちが出ていたし、小児科の先生にも大丈夫だよと言われていた特に不安はなく過ごしましたが、もし不安を感じたら早めに小児科にかかってみることもいいと思います。
ミルクを飲みすぎて苦しい
赤ちゃんが満腹だからとミルクを飲まなくなるのは、生後3~4ヶ月頃と言われています。
そのため、生まれたばかりだと飲みすぎてお腹が苦しいということも考えられます。
このような時にはミルクを大量に吐き出してしまうこともあります。
ミルクを飲んだ後には頭を上げて、なるべく体ごと右を向かせてあげましょう。
頭を上げる姿勢をとると、お腹の中にある空気が上に上がってきて、ゲップが出やすくなることもあります。
また、右を向かせてあげることで胃の向きが下に向かっていくような状態になるので、吐き戻しの量が減り、消化に良いとされています。
寝返りしたいのに出来ない
赤ちゃんは常に寝ている状態です。
そのため、背中が痛くなってきたり、ベッドと接している面に衣類が寄ってしまい、圧が強くかかってしまっていると身体を動かそうとしてうなることもあります。
寝かせる時にベッドシーツのシワや、衣類のシワ、同じ姿勢ばかりになっていないかを確認して寝かせてあげましょう。
月齢が上がり、寝返りの練習をするようになる時にも同じようにうまく身体を動かせずにうなることがあります。
家事の合間にできる限り見守ってあげたり、タオルなどが顔の近くにないよう、環境を整えて窒息の事故防止に努めましょう。
その他の対処方法
上記に説明したもの以外にも赤ちゃんのうなりの対処法があります。
ひとつはお腹のマッサージです。
赤ちゃんの正面に座っておへその下あたりがスタートして「の」を描くように優しくマッサージをしてあげましょう。
もうひとつはミルク育児の方が対象となりますが、ミルクの温度の見直しと乳首の見直しです。
ミルクを飲んでいる時に温度が熱すぎたり、冷たすぎたりしていませんか?
また、乳首の出てくる勢いに苦しんでいませんか?
少しずつ慣れてくるとは思いますが、もし勢いに負けている場合は体をもうすこし起こしてあげると飲みやすくなります。
おわりに
いかがでしたか?
うなることの対処法にはお腹を触ったり、足を動かしたり、赤ちゃんとスキンシップをとることで改善されるものが多くありましたね。
ぜひ、楽な気持ちで時間の合間にたくさんスキンシップをとって、幸せな時間になるよう祈っています!
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