五月の連休明け、幼稚園の子供が「幼稚園行きたくない…」
入園してから、やっと園生活にも少し慣れたかな?と思った矢先のこれってまさか、五月病?!
朝忙しいときのイヤイヤは、参ってしまいますよね(^_^;)
幼稚園児の五月病は、何が原因なのでしょうか?
そして何か対策はあるのか、ご紹介していきます。
目次
幼稚園児に五月病はある?
五月病というのは、4月からの環境の変化についていけず、5月の連休明けから学校や仕事に行く気が無くなってしまい、心と体に不調が現れたり、
4月はストレスなく過ごせていたのに、ゴールデンウィークでのんびり楽しく過ごしたのをきっかけに、張りつめていた糸が切れてしまう…いうパターンもあります。
これって、大人だけではなく、子供にもあることなんです。
特に、4月は平気な顔して登園していたのに、5月になった途端行くのを嫌がったこの方が、長引くパターンが多いのです。
連休明けから泣き出す子は、完璧主義な「良い子」の場合が多いです。
パパやママを「がっかりさせたくない」と思って、弱音をはけない傾向が強いそうです。
幼稚園児の5月病の原因は?
5月になって幼稚園に行きたくないと言い始めた子も、何か理由があって行きたくないと言っているんです。
その理由をしっかり把握してあげることが大切です。
下に兄弟が居る場合
下の弟や妹が居る場合は、「かまって欲しい」という理由で幼稚園を嫌がる場合があります。
ママは弟や妹の面倒ばかり見て、どうして自分は幼稚園なんか…と思っていたり、
「幼稚園なんて行きたくない、嫌だ!」と泣けばママはかまってくれるから、甘えたくて泣くパターンです。
うちの子も下に赤ちゃんが居るので、どうしても下の子に手をかけてしまって、この4月に入園してから1度家で泣いた朝がありました(^_^;)
理由はやはり、かまって欲しかったからなのかなと反省しています。
いざ家を出たら、「ママ!早くしないとバスくるよ!」と急かされたぐらいなので、幼稚園が嫌というわけではないんですよね^^
着替えや靴の脱ぎ履きが原因になっている場合
幼稚園でのお着替えや、靴から上靴に履き替えるのが上手くいかなくて嫌になってしまっている場合もあります。
家では「できない~」と泣けばママがやってくれるのに、幼稚園では泣いても先生がすぐにやってくれない。
その家とのギャップで嫌になってしまっているパターンもあります。
毎日うまくできないのが辛くなってしまっているんですね。
家でも何でもやってあげるのではなく、自分でやらせるように時間の余裕を作ったり、
靴を自分で脱ぎ履きしやすいものに変えてあげるなど対策してあげると良いですね^^
私の場合は、娘の幼稚園での生活を想像して、「このお弁当箱の袋、紐をリボン結びにしたら自分でほどけないかな?」とか、
「上靴のサイズ、きつくなってたら履きづらいよな?」とか、子供が今できる事、出来ないことを考えて持ち物をもたせたりしています。
出来ない事は、時間がある時に遊びながら練習するといいですよ^^
ママが干渉しすぎてしまっている場合
子供が行きたくないと言ったとき、「行きたくない」の言葉にママが過剰に反応してしまっていて、
「幼稚園で嫌なことがあるの?」
「誰かに何かされたの?」
「どうして行きたくないの?」
等と色々聞きすぎて、ただ甘えたくて言っただけの子も、どんどん「行きたくない」の気持ちに染まって行ってしまう場合があります。
幼稚園児の5月病の対策は?
それでは、この幼稚園児の5月病、どうやって乗り切ればいいのでしょう?
スキンシップをとる、愛情を伝える
今まではいつも一緒だったママと離れることが、子供にとってはとても寂しいのです。
そして、お友達に囲まれての集団生活、私たち親が思っている以上に子供は頑張っているんです。
朝、家事の手を少し止めて、お子さんとスキンシップを取る時間を作ってあげてください^^
お仕事をしていて忙しいママは、お休みの日とか、お風呂の時間、寝る前に絵本を読んであげたり、くすぐりっこをしてみたり…。
子供は、ママを基地にして力を蓄えて、外に出ていくそうです。
「自分はママに愛されているんだ。」
「帰ってきたらママがいっぱい甘えさせてくれる。」
そう思う事によって、幼稚園に行く不安も軽減されるのではないでしょうか^^
ママは元気に接する
ママが神経質になりすぎてしまうのも、親の不安が子供に伝わってしまいます。
「幼稚園いきたくない…」
と子供が言ったら、一度は子供の気持ちを受け止めてあげます。
「そっか~、行きたくないんだね~。」
自分の気持ちを分かってもらえたと、子供は楽になるそうです。
「ママは幼稚園好きだから、ママが行きたいぐらいなんだけど、大人はダメなんだってさ~。ケチだよね~!」
何て感じで冗談交じりに明るく接してみてください^^
我が家では、娘が行きたくないと言った朝は、今まで最初全然平気そうな顔をして行っていたのに、寂しいと思ってくれたのがむしろうれしくて、
「え~?行きたくないって言ってくれるの?!寂しいと思ってくれてママうれしい~!!」
なんて言って抱きしめたら、ケロッと支度を始めましたよ。
泣いたから幼稚園に行かせないのはダメ!
幼稚園に行くのを嫌がるから行かせないというのは、良くないです。
子供は賢いです。
泣けば行かなくていいんだと学習してしまって、幼稚園のうちならまだいいですが、これが小学校、中学校になってからも何か理由を付けて学校を休む傾向になってしまう場合も。
幼稚園に行きたくないのだから行かせなくて良いのではなく、子供がなぜ行きたくないのか、休ませる前にまだできる事はないのか、一度考えてみてください。
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