長い妊婦期間を終え、やっと赤ちゃんが生まれてホッと一息・・・といきたいところですが、赤ちゃんの為に準備しないといけないものは山ほどですよね。
色々なお店でモノを見比べて、これはいるのかいらないのかを見極めていく中で、
赤ちゃん用の「洗剤」?
何それいるの?
大人用洗剤で一緒に洗っても大丈夫だよね!
・・・と、買うものリストから除外するママが増えているそうです。
実際、私も洗剤に関しては買うのを後回しにしていました…。
ですが、赤ちゃん用の洗剤と大人用の洗剤では大きな違いがあったのです!
目次
赤ちゃんと大人の洗剤の違いは?
大きな違いとしては主に二つです。
それは「蛍光増白剤」と「界面活性剤」の含有量です。
聞いたことはある名前だけど、果たしてそれが何なのか知っている方は少ないと思います。
そこで、この二つの成分についてご説明しますね。
蛍光増白剤とは
まず「蛍光増白剤」についてですが、この「蛍光増白剤」とは、衣類を白く見せる為の化学薬品です。
ただ、本当に繊維の奥から汚れを落としているのではなく、あくまでも「白く見せるため(=増白)」という意味のものだそうで、こんな成分赤ちゃんには必要ないですよね!
汚れを落としたいのであれば、赤ちゃん用洗剤にも含まれる「界面活性剤」で十分に落とすことができます。
界面活性剤とは
「界面活性剤」は、頑固な油汚れなども落とせるぐらい強力な成分でできているため、人間の皮膚の脂質やたんぱく質まで落としてしまいます。
大人であれば外の刺激から肌を守るために皮膚が硬い層になっていますが、赤ちゃんの肌はまだまだ頑丈ではないので、刺激に敏感なのです。
この成分は赤ちゃん用洗剤にも含まれていますが、大人用洗剤に比べて、すすいだ後に洗剤が残りにくくなっているので、ほとんど肌に影響はないようです。
なので、刺激に敏感なうちは、赤ちゃん専用の洗剤を使って肌を守ってあげたいですね!
赤ちゃんと大人の洗濯物はいつまで分ければいい?
とは言え、赤ちゃん用と大人用の服を別々に洗うのも手間がかかってしまって大変ですよね。
特に家族が増えれば増えるほど、ママの仕事はたくさん!
少しでも家事が楽になればいいのですが・・・
洗剤を使い分けると言っても、果たしていつまで使い分ければいいのでしょう?
いつから大人用と一緒に洗ってもいいのでしょう?
これも、特にいつまでと言った決まった期間はないようです。
はじめから使わない方もいれば、新生児~生後1ヶ月までの方、~1歳までの方など、ママさんによっても様々です。
気にならなくなれば一緒に洗い始めてもいいと思いますが、例えば、
① 大人用の服に頑固な汚れがある場合
② 新しい洗剤に切り替えた場合
③ 一緒に洗い始めてからお子さんの皮膚に異常が見られた場合
上記のような場合は、別々に分けて洗うようにした方がいいかもしれませんね!
おわりに
赤ちゃんの肌は思っている以上にデリケートなので、肌に触れるものは特に気を遣ってあげたいですね。
今は大人用の洗剤と同じぐらいの値段で買える赤ちゃん用洗剤も増えてきているので、試しに買って使い分けてみるのもいいと思います。
ただ、あまり神経質になりすぎてもママの負担が増えるだけなので、気にしすぎもよくないですね。ママにとっても赤ちゃんにとっても気持ちのいい洗濯法が見つかるといいですね!
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