子供の夏風邪2017、微熱と咳が長引くのを早く治すには

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ついにかかりました〜。

我が家の幼稚園の年少さんの娘が夏風邪をひきました。

集団生活をしていると仕方ない事なのですが、入園してから常にどこかしら不調な感じで本人もママも参ってしまいます^_^;

同じようなママさんも多いのでは?

夏風邪というと、高熱が出るパターンが多いと思うのですが、我が子は微熱と咳が長引いています。

ちょっと珍しいパターンなのかな?と思ったので、同じ症状のお子さんを持つ方のために症状や対策、処方薬等を記録しておこうと思います。

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目次

子供の夏風邪の初期症状

夏風邪の初期は症状が分かりにくいと言われています。

冬場でしたら外が寒いので、熱があったら寒気がしたりして分かりやすいのですが、夏の場合は微熱があっても外気が暑いので「暑さのせいかな?」と見逃されてしまうんですね。

特に小さい子供の場合は自分で「熱っぽいんだけど…」なんて言ってきたりはまずしませんから、本当は微熱があるのに無理して外出させてしまって悪化…なんてパターンも多いです。

 

今回の娘がまさにそのパターンでして(^_^;)

前々から行こうと言っていた室内遊園地に連れて行って、それはもう思いっきり遊んで、帰ってきて体を触ったら何だか熱い!

もしかしたら朝から微熱があったのかもしれないのですが、本人も遊びたい欲求が勝ってしまい、全くだるそうなそぶりも見せないので気付いてあげられませんでした(;_;)

この時38度4分の発熱でした。

この体温ですと解熱剤を使うほどではないですし、本人は真っ赤な顔をして辛そうでしたが、とりあえずは氷枕と冷えピタで様子を見る事に。

子供の夏風邪は高温、多湿を好むウイルスが原因

夏風邪の主な症状は、高熱が続く、のどの痛み、腹痛、下痢が多いそうです。

冬場の風邪との違いは、夏場の風邪は高温、多湿を好むウイルスなので、加湿器付けて温度を上げて…というのはウイルスの活動を活性化させることに。

また夏風邪のウイルスは主に2種類で、アデノウイルスとエンテロウイルスです。

■アデノウイルス

アデノウイルスは喉に来るタイプのウイルスで、激しい咳やのどの痛みが特徴です。

良く夏になると聞く「プール熱」はこのウイルスです。

■エンテロウイルス

エンテロウイルスはお腹に来るタイプのウイルスで、下痢や腹痛を引き起こします。

「ヘルパンギーナ」や「手足口病」はエンテロウイルスが原因です。

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子供の夏風邪の処方薬

今回、特にプール熱という診断はされていませんが、娘はアデノウイルスに感染したのかなと思います。

38度を超す発熱は当日だけで、翌日は37度台に。

でもそこからひどい咳と軽い鼻水が出始め、あまりに激しい咳の為1日に3回ほど嘔吐。

食べ物を消化するスピードもいつもより遅いように感じたので、恐らく胃腸も弱っていたのかと。

そして、寝ている時よりも起きている時の方が咳がひどかったです。

発熱したのが土曜日だったので病院には行けず、休み明けに小児科を受診したら「風邪」と言う診断。

処方されたお薬はこちらです。
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■アルベリン散10%
咳を抑える薬。痰を出しやすくする薬。

■ぺリアクチン散1%
アレルギー症状を抑える薬。飲むと眠くなる事も。

■ツロブテロール塩酸塩DS小児用0.1%
気管支を広げて咳や苦しい呼吸を和らげる薬。

■プルスマリンAドライシロップ小児用1.5%
気道粘膜の滑りを良くする薬。

■カルボシステインDS50%
痰の切れを良くする薬。鼻水を出しやすくする薬。

 

だいたいいつも風邪をひくと出されている薬でした。

子供の夏風邪を早く治すには

今回の夏風邪を振り返ると…

1日目…38度台の高熱

2日目…37度台の熱+ひどい咳(嘔吐あり)と軽い鼻水

3日目…37度台の熱+ひどい咳(嘔吐あり)と軽い鼻水

4日目…37度台の熱+ひどい咳(嘔吐あり)と軽い鼻水

5日目…37度台の熱+ひどい咳(嘔吐あり)と軽い鼻水

6日目…37度台の熱+軽い咳

7日目…軽い咳

といった経過でした。

 

何といっても微熱と咳が長引く!!といった夏風邪です。

どうしてこんなに長引くのか(;_;)

それは夏は室内と屋外の温度差や湿度の差が非常に激しいため、自律神経が乱れて体温調節ができなくなり、免疫力が低下するためです

免疫力が下がると、体の中に入り込んだウイルスをなかなか排除できなかったり、ウイルスを排除したと思ったらまた別のウイルスにかかってしまいます。

そして、風邪が長引いているからと薬を飲み続けるため、薬に対する耐性ができてしまうんだそうです。

とっても悪循環ですよね。

 

それでは、どうやったら早く治すことができるかですが…

充分睡眠をとる事

こまめに水分補給をする事

です!これに尽きます!

 

残念ながら風邪の特効薬という物はないんですよね。

辛い症状を和らげるだけの対処療法になります。

根本的に治すには、やはり免疫力を付けることが大切です。

 

娘が通っている小児科では、風邪をひくといつも決まって「水分を取ってください。1日最低1リットルね!」と言われます。

1リットルって!!多くない?!

と思うのですが、なるべく普段より意識して水分を取らせました。

うちの子の場合、お茶だとあまり量を飲めないので、風邪の時は決まってスポーツドリンクです。

(お腹の風邪の時は経口補水液がいいです。)

 

そして、普段娘は昼寝を全くしないのですが、薬の作用もあるのか、1日に2回昼寝する日もありました。

昼寝をたっぷりした翌日はだいぶ症状が軽くなっていました。

やはり風邪の時はゆっくり休む事。

娘は幼稚園が大好きで、暴れて行きたがりましたが、心を鬼にして正解でした。

本人の為という事もありますが、周りの子にうつしたら申し訳ないですしね…。

 

と、今回の娘の夏風邪の発症から完治まではこのような感じでした。

高熱が続くわけではなく、微熱とひどい咳が続く夏風邪を引いたお子さんの参考にして頂けましたら幸いです。

子供の辛い姿を見ているのは親としてもつらいですからね(;_;)

1日も早くお子さんの夏風邪が完治することを祈っています。

 

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ゆーこ
4歳の女の子と1歳の男の子のママです。 上の子はちょっぴり反抗期?下の子は「ママ~」といつも追いかけてきて大変ですが、日々ママ業頑張っています! DIYと100均、シルバニアファミリーが大好きです。