お化け屋敷のテーマやタイトルが決まったら、次はどんな仕掛けを作っていくか、どうやったらお客さんを怖がらせる事ができるか、実際のお化け屋敷の作り方をご紹介しますね。
人間が本能的に怖い!と思う怖がらせ方もお伝えしていきますよー!
目次
人間が本能的に感じる恐怖とは?
お客さんを怖がらせる確実な方法は、人間が本能的に「怖い!」と思うような怖がらせ方をするのが1番確実だと思いませんか?
そこでまず、人間が本能的に感じる恐怖は何なのかについてお話ししますね。
人間は、「死」を連想させるものを怖いと感じます。
例えば、血が噴き出す、得体の知れないものに追いかけられる…などですね。
また、「何か居るかもしれない…。」「何かが出てくるかもしれない…。」と、想像することでも恐怖感が生まれます。
これがテーマ設定が上手く行っていれば、別の空間に迷い込んだような恐怖感を与える事ができるので、より効果的です。
お化け屋敷のテーマ、タイトルに関する記事はこちら。
文化祭のお化け屋敷のアイデア!テーマやタイトル名はどうする?
これらを効果的にお化け屋敷に取り入れて、より「怖い!」と評判のお化け屋敷を作りましょう!
お化け屋敷を運営する上での注意点
まず大前提に、お化け屋敷は恐ければ何でもアリ!と言うわけではない事をお忘れなく(>_<)
暗闇でやるお化け屋敷ですから、なおさら安全に配慮することが必要です。
■お客さんに触れるのはNG!
■机が崩れて怪我するなどという事が無いよう、仕掛けはしっかりと補強する
■階段等の危ない個所で脅かすのは禁止
■その他、学校側からも制限が出る場合があると思うので、しっかりと守る
以上の事に注意して、お客さんに安全に怖い体験をしてもらえるように努めましょう!
お化け屋敷の恐怖の仕掛け
それでは本題の、お化け屋敷の恐怖の仕掛けを考えていきましょう。
まず、先ほどご説明した人間が本能的に恐怖を感じるという点を考えた仕掛けですが、
■「何か出てくるかもしれない…」と想像させるような仕掛けを作る
例えば、曲がり角を多くしたり、まさかここからは出てこないだろうというような所でお化けを登場させるなど。
■通路を狭くする
狭い通路だと逃げ場がないので余計に恐怖を感じます。
もちろん、危険のない程度にしましょう。
■長いお化け屋敷を作る
長い方がより恐怖も増しますよね。
10分は出てこれないようなものが理想です。
■血のり、霧吹き等を活用する
おばけには血のりは必需品。
また、急に霧吹きや風など、予想しないような得体のしれない演出があると恐怖度は増しますよ。
■お化け役はなるべく多く用意する
結構お化け役が少ないお化け屋敷って多いんですよね。10人以上は欲しいところです。
お化け屋敷の作り方
私が経験したお化け屋敷では…
机を高く積み上げて段ボールを貼って通路を作る(机は崩れる事の無いようにしっかり補強しましょう)
カーテンをくぐらないと先へ進めないような仕掛け
段ボールで作られた通路をもぐって進む
などという作りがありましたが、このように道を進んでいくタイプのお化け屋敷のほかにも、
■指定された何かを取ってくる設定
■指定された何かを持っていく設定
などもありますね。
また、印象に残っているのが、お化け屋敷の最後に箱の中に入っているものを触らされるという演出があり、こんにゃくだったりスライムだったり、触って気持ちが悪いものが入っていましたね。
お化け屋敷作りに必要なもの
■遮光カーテン、段ボール(窓に段ボールを貼ってから遮光カーテンをして外の明りを遮断します。お化け屋敷の入り口にも中が見えないようにカーテンを付けるといいですね。)
■懐中電灯(お客さんに持たせます。)
■黒い布、黒いごみ袋(コースの壁を作ります。)
■椅子、机(コースを作る時に使います。)
■衣装、メイク道具(今は本格的に傷跡の特殊メイクをする高校生もいるようです!)
■BGM(水滴の音、叫び声、お経など。)
より恐怖を感じさせる仕掛け
■人間は、左曲がりに曲がるよりも、右曲がりに曲がる方が緊張するそうです。
右曲がりが多い設計にしましょう。
■仕掛けを使って脅かす場合は、物よりも人形などの人型の方が恐怖度が増します。
■マットなどを使って足場を不安定にするのも有効です。
■お客さんは人が出てきて脅かされるだろうというのが前提なので、人が隠れられないようなスペースに遠隔操作で動く仕掛けを配置します。
おわりに
いかがでしょうか?
人間が本能的に怖いと感じる事を生かした脅かし方、仕掛け等をご紹介しました。
何か参考になるものがあれば幸いです。
当日、「あそこのお化け屋敷恐かったよ~」なんて声が聞けたらうれしいですね♪
クラスで協力すれば、思い出に残る文化祭になる事間違いなしです^^
成功を祈っています!