梅雨のじめじめした時期、食中毒が起こりやすい時期です。
ただでさえ食材の痛みが心配な時期なのに、時間がたってから食べるお弁当はもっと心配。
「うちの子に持たせたお弁当、大丈夫かな?痛んでないかな?」
心配に思ったことのあるママも多いのでは?
我が家も子供が幼稚園に入園して、お弁当作りが始まりました。
愛情をこめて作ったお弁当でお腹を壊したら…ショックですよね(^_^;)
食中毒とは無縁のお弁当作りのコツをお教えします。
目次
食中毒の原因は?調理前にも注意
食中毒は、細菌が原因で起こります。
冬場に流行するノロウイルスなんかはウイルスが原因なので、それとは別ですね。
腸管出血性大腸菌(0-157)、カンピロバクター、サルモネラ菌等が主な原因です。
まず大事なことは、調理前の手洗い、調理器具が清潔に洗えているかを確認しましょう。
例えばまな板。
昨日の夕飯を作る時にお肉を切って消毒しましたか?
消毒せずに、お弁当のおかずを切るのに使っていませんか?
うちでは、熱湯消毒は手間がかかるので、アルコールスプレーでこまめに消毒しています。
シュシュッと吹きかけるだけなので、手軽でお勧めですよ^^
あとは、お弁当の小分けにシリコンカップを使っている方、要注意です。
意外と溝に洗い残しが付いたままになっている事も…。
そこから菌が繁殖して、食中毒になる危険性があるので注意しましょう。
調理する上で気を付けたい事
調理をしていく上でも気を付けたいポイントがあります。
参考にしてみてください^^
1.熱いものは冷ましてから
「子供のお弁当には炊き立てのおいしいご飯を入れてあげたい…。」
その優しさ、要注意です。
炊き立てのご飯は、平らなお皿に広げて、全体を良く冷ましてからお弁当箱に詰めましょう。
炊き立てのご飯をつめてそのまま蓋をしてしまうと、湯気で水滴がたまり、そこから菌が繁殖します。
また、他のおかずの温度も上がり、傷みやすくなる原因に。
2.水分をしっかり切る
ご飯の場合と同じく、水分=菌の温床です。
ミニトマトなどの野菜はしっかり水気を拭き取り、出来るだけ子供のお弁当には汁が出やすいものは避けた方が良いでしょう。
子供はお腹を壊しやすいので…。
以前に主人のお弁当に春雨サラダを入れて汁が出てしまい、カバンの中が大変ことになり失敗した経験が(^_^;)
そういった面でも、汁が出やすいものは危険です。
3.加熱はしっかりと
これは基本ですが、どんなものでもしっかりと加熱すれば菌は死滅します。
中途半端な加熱が一番菌の活動しやすい環境を作ってしまうので、75度以上で1分加熱すると安心です。
これは私も知らなかったのですが、ちくわやはんぺん、ハム等の生でも食べれる食材も、お弁当に入れる時は1度加熱しないといけないそうです。
今までハムなどはそのまま入れていたので、良くお腹を壊さなかったなと(^_^;)
子供のお弁当では気を付けようと思います。
4.生野菜、乳製品をさける
生野菜、乳製品は傷みやすいです。
マヨネーズ、チーズ、グラタン等、意識せずに入れている方も多いかと思いますが、要注意です。
マヨネーズが好きでどうしても入れてほしいお子さんの場合は、1回使い切りタイプのものを入れた方が安心ですね。
食中毒を防ぐ一工夫
食中毒を予防するのに便利なグッツや豆知識をご紹介します。
1.ご飯を炊くとき
ご飯を炊く時に、梅干しを一緒に入れて炊く、またはお酢を少量いれて炊くと抗菌効果があるそうです。
簡単にできる事なので、これは実践しておきたいところですよね^^
2.ご飯に梅
ごはんにカリカリ梅を混ぜ込んだり、日の丸弁当のように梅干しをのせると、こちらも抗菌効果があります。
日の丸弁当は、わけあっての梅干しだったんですね^^
私の母は、いつもご飯の上に結構な量の梅干しをのせてくれていました。
普通の白いご飯が食べたいなぁと思ったこともありましたが、お腹を壊さないようにという愛情だったんですね^^
今思えば、感謝の気持ちでいっぱいです。
3.わさびのチカラ
お弁当箱のふたの裏に少量のわさびを塗るというのも抗菌効果があります。
くれぐれも塗りすぎないように注意ですが!
あとは、ワサビの成分で抗菌してくれる、抗菌シートなんかも売っていますよ。
こちらはおかずについてしまっても辛かったりはしないので安心です。
4.冷凍食品、冷凍ゼリーを利用
冷凍のままお弁当に入れてもOKな冷凍食品、今はたくさんありますよね。
それを利用して保冷剤代わりにしたり、小さいゼリーを凍らせておいて一緒にお弁当に入れたりするのもいいですね。
食べる時には溶けているので問題ないです^^
もちろん普通に保冷剤を使うのもOK!
おわりに
食中毒とはお弁当無縁のお弁当作りのコツをご紹介しました。
これさえおさえておけば、お子さんに持たせるお弁当で不安になる事もないでしょう^^
お弁当は、お母さんの愛情を伝えられるものです。
今になっても、お母さんのお弁当に良く入っていたものって、覚えていませんか?
そんなお弁当をお子さんにも作っあげたいですよね。
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