一気に寒くなったと思ったら、暖かくなったり、大人の洋服を決めるのも大変になってくる最近ですが、子供はこの気温差でアレルギーを起こすことがあります。
それが寒暖差アレルギーです。
今回は寒暖差アレルギーについて症状から対策までまとめてみました。
ぜひ参考にしてください。
目次
寒暖差アレルギーの症状は?
寒暖差アレルギーは風邪を引いている訳では無いのに鼻水や鼻づまり、くしゃみ、咳といった風邪のような症状や、食欲が出ない、疲れやすいなどの症状が出てきます。
弱い風邪のように感じていると、知らないうちに治っているということもあります。
アレルギーというと、よく顔が赤くなったり、呼吸が苦しくなったりすることが代表的な症状なので、寒暖差アレルギーの症状はアレルギーとして判断しにくいものです。
そのため、まさか寒暖差アレルギーとは思わず、適切な対処が取れていないこともあるのです。
寒暖差アレルギーの薬や対処法は?
寒暖差アレルギーの場合、アレルギー性鼻炎と同様の治療が行われます。
寒暖差アレルギーは、気温差が激しいことで起きるアレルギーのため、原因除去をすることができません。
そのため、症状を抑えるための治療が必要となります。
内服薬は抗ヒスタミン薬を使います。
これはアレルギー症状によって乱れた自律神経を整える働きがあります。
鼻水や、鼻づまりなどの症状がある場合、ステロイド薬である副腎皮質ホルモンの点鼻薬が処方されます。
アレルギーが起きてからの対応だけでなく、まず予防できることや症状緩和のための対応があります。
それは
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1、生活リズムを整えること
2、体力をつけること
3、好き嫌いせずにバランスの良い食事を摂ること
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が挙げられます。
生活リズムを整えること
交感神経と副交感神経のバランスを整えることが目的となります。
実は、人間の体には体のオンオフを切り替える機能があり、身体を活発に動かす時には交感神経、身体を休める時に副交感神経が働いて体の調子を整えています。
しかし、夜に起きている時間が長いと副交感神経が働く時間が短くなり、身体のバランスが崩れやすくなります。
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもあるので、早寝早起きをして体をしっかりと休めることが大切です。
体力をつける
運動は体の中の老廃物を排出させる機能があります。
寒暖差アレルギーに限ったことではありませんが、体力をつけることで免疫力が上がり、感染症や風邪にかかりにくくなります。
ストレス解消を兼ねて、長く続けやすい運動を取り入れることがポイントです。
好き嫌いせずにバランスの良い食事を摂ること
栄養バランスの良い食事を摂ることで、体が必要としている栄養素を吸収することが出来、免疫力向上に繋がります。
寒暖差アレルギーは、寒い時に暖かくすることも症状緩和対策の一つとして有効です。
具材の多い豚汁などの汁物を作ってみたり、おでんなどの体が暖まるものを摂ることで、芯から体を温めることが出来ます。
また、香辛料や生姜など体を温めてくれる食材を使うことで、食欲がない時にもしっかりと体を温めることができます。
おわりに
いかがでしたか?
寒暖差アレルギーは気温差が激しいことで起きるアレルギーのため、私たちが対応できることは限られてしまいます。
しかし、できる限りのことをやれば、少しでも快適な生活が送れるはずです。
自分の生活リズムと合わせて無理のない範囲でやってみましょう。
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